2 置かれた手
「はぁぁぁ……。」
なんで私、坂木さんにあんな態度取ったんだろう。
ごめんなさい、坂木さん。
私は机に突っ伏していた。
「……さっきからため息ついてばっか」
「……いけない?」
「いけない」
「うっ…」
「……元気出せよ」
ポンッ。
手が置かれた。
…元気分けてくれるの……?
坂木さんにあんな態度取った私に……?
暖かいその手からは、やはり元気が伝わってきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます