「ワインが歌う」

海外のとある大学の農学部には、大学付属のブドウ畑で採ったブドウを使ってワインを作るという、伝統的な作業があるという。

作ったワインは大学祭で売り、そのお金を研究費や学生たちのフィールドワーク代の足しにするのだとか。

ワインの発酵は学棟のある場所でするそうなんだが、このときに「ワインが歌う」ことがあるそうだ。

なんでも、誰もいない醗酵室から突然、心地よいメロディーが聞こえてくるんだとか。

ワインが歌うのは毎年ではないそうで、歌った年のワインは「当たり」だということだった。

これを教えてくれた知人が「今年は絶対に歌わせて見せる!!」と意気込んでたけど、結果はどうだったのかなぁ…。

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