2話 私はもともと漫画家希望

 私はもともと漫画家希望でした。そのため若いころ絵を描く練習もひたすらしてました。しかし絵のほうはなかなか上達しませんでした。それで漫画家になることはあきらめてしまいました。そこで漫画の原作者になることを目標にしました。そのため、漫画雑誌はすべて買っていました。買う目的は漫画を読むことはもちろんでした。しかしそれだけではありませんでした。漫画の原作者のコンクールの情報を探すためでもありました。40年前はインターネットがない時代だったからでした。

 そしてひたすらコンクールに応募してました。この中で漫画化はされませんでしたが『少年サンデー』の漫画の原作者のコンクールで佳作入選させていただけたことが1回だけありました。しかしこれはデビューできる本格的な大賞コンクールではなく、1か月に1回開催されていた練習試合のようなコンクールでした。私の若いころの成果はこれだけでした。それで漫画の原作者になることや物書きになることをあきらめてしまったのです。しかしこんな年齢になりまた書きたくなったという次第です。

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木村拓哉さんと竹中直人さん @abc2075

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