心変わり

変化

時間だけが無情に進んでいった。本当に時の流れは速かった。私たちは未だに意地を張り続けしまいそのまま二年間ずっと関わることはなかった。それでもクラスが一緒なのでたまに視界に入ってきて気になってはいる。が今更、謝罪して私が非があるようなことを認めたくはなかった。

最後の三月一日にもう会わないのだから少しだけ話したかったが逸志がそこにはいなかったので探してみようと探したがもうどこにはいなかったので帰ってきてしまった。少しだけ心残りがあるとするならば最後に話せなかったことだった。

しかし数週間後に引っ越しがあったのでそれどころではなくて慌ただしい準備があったりしていて全く会わないので私は忘れていた。ただ時々悪夢として出てきてしまっていた。あんなにもう関わることないと思っていていざそうなってしまうと後味が悪くなってきていた。次第に自分のどうしようもないプライドのために傷つけてしまった事を考えるようになっていた。どうにかして謝りたかったの実家に帰ると同時に連絡していた。一度は嫌いだったので消そうとした人だったので過去の自分と違うから不思議な感じで少し吃驚していた。何事もなかったかのように連絡を送った。どうなるかは分からなかったので少し緊張をしていた。

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