解らない本心

私は一年でほとんどクラスの縁をできるだけ切ってしまった。今思えばそれが高校生活の後悔となることも知らずに。ある日、楽しそうに笑っていたやつがいた。本来ならばそこに何気なく入れたのかと思うとなぜか虚しくなってきた。僕はつまらない感情で大切にしていた友人を失ってしまっていることに気づいた。でも私は謝ろうとはしなかった。いや語弊がある。出来なかったのである。今更何を話せばよいのかそもそも怒っているだろう。僕は理由も話さず一年シカとしてしまった。誰だって怒りの一つや二つ湧くだろう。私はそれぐらい重大な間違いを犯してしまった。私は弱い人間だった。自分が傷つきたくないからと言って傷つけてしまっていた。私は正しく生きるということができないと分かってしまった。それでも僕は問題を解決するための行動をしなかった。だって怖かったから。だから僕は今までのように幽霊のように見えてはいけないものとして扱った。そう今までどうりの事をしてしまっていた。

たまに考えてしまうことは別の世界線だったらどうだっただろうかということだ。そうして何もできないまま時は一刻と進んでしまっていた。私の謝りたい気持ちは懺悔したっかたのか人間関係を修復したかったのか解るはずもなかった。

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