良心と感情の狭間

今日もまた無視をし続けてしまった。もうこんな事やりたくないのに。けれどもつまらないプライドが邪魔をしている。家に帰ると嫌な事が必ず起こる。

「だってあいつが悪いんでしょ。好き勝手言って怒らせといて。謝罪の一つや二つ言うのが筋っていうもんでしょ。だから見えない事にしよう。悪くないよ。」 

「無視するって良くないんじゃないの。仲良くしようよ遅くないからさ。無駄な体力や思考しなくていいから。」

私は心の中に二人がいた。検察と弁護士のように毎日言い争いをしている。ただ最近は自分を守るためにかあまり良心が働くなくなっていた。最終的には法を破らなければ何をしてもよいそんな思想さえ生まれてしまった。まだ言い争うことを辞めていなかった。結局私が結論が出せないままに時間は一刻と無常に過ぎ去ってゆく。ただ一つだけある感情はなんであの時ムカついて境界線を張ってしまったのだろうか。と時々やってしまったことに振り返ってしまい少しだけ後悔の念に囚われてしまうことがあった。

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