内心

感情的になったのが間違いだった。私は半年間無視をし続けた結果自分が嫌いになった。いつか話そうかなと思っていたのは本当の事だ。しかしながらまだ怒りが収まりきっていなかったから、顔を見ただけで記憶が鮮明に思い出される。涼しい顔をしているので余計に腹が立ってしまっていたのだろうか。そして帰ってくると無視をし続けた自分が嫌になる。例えるなら自分が二人に分裂してこのことに関してけんかしている、そんな感じだ。こんな事はしたく無かったが仕方なくやっている。そう言い聞かせるがもう一人はおかしくないとか倫理的に間違えていることを指摘された。生きるなら正しいことだけで生きるなんて無理だろ。こんな感じの水掛け論でいっぱいになる。頼むからこんなことで無駄な量力使わないでくれ。そして私は疲れてしうので勉強を終わらせて余暇をつぶすために趣味に没頭する。没頭することで嫌な事を一時的に追い出せるからだ。だからだろうか本や楽器が好きになったのか、もともと好きだったのか今となっては分からない。正確には分からない。考えたくないといったほうがいいか。

たまに過去の事を思い出して自己嫌悪になってしまうのが嫌なのでこうして逃避を繰り返したのかもしれない

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