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ユニークスキルってその人しか使えないからユニークだと思っていました。
それを多くの人が手にすることでユニークスキルの価値を下げてしまう気がします。
自分はある意味で自己の喪失のように受け取ってるからでしょうか。
レンタルにより、画一化されたスキルに頼り自分だけの力を生み出せなくなる民衆。
下位互換とはいえ自らの力を共有し、「特別」を霞ませるリオン。
加えていうならば、自分が貸し出したスキルが犯罪に使われた場合どうするのでしょうか。
自分の感情をうまく表現できないのがもどかしいのですが、唯一無二を失うリオンに失望してしまっている自分がいます。
返信ありがとうございます。
ちゃんと考慮されて安心したというか、すっきりしました笑
今後も楽しく読ませていただきます♪
作者からの返信
レンタルスキルで貸し出すユニークスキルは、既存のモノではなくレンタル用に再構成され質を落とされた汎用タイプになる予定です。
なので、〈汎用ユニークスキル〉とでも銘打ち別物感を出したうえで、その実態はユニークスキルに近い性能を持つ通常スキルの範疇にするので、特別性は損なわれません。
汎用ユニークスキルは今のところ、ユニークスキルに複数の内包スキルがあるように、多少性能を上げた通常スキルのセット売りみたいな感じにする予定ですね。
金額に換算した場合、レンタルスキルは一般人が気軽に常用できるほど安くはないので、富裕層はまだしも大多数の一般民衆が依存することはないと考えています。
その富裕層がレンタルスキルを利用しまくれば、そのレンタル料が巡り巡って経済を活性化させるので、富裕層のみが恩恵を受けるというわけでもありませんね。
また、リオンを特別たらしめるようなスキルは、下位互換とはいえレンタルスキル化するつもりは初めからありません。
犯罪に使われるようなスキルなども同様で、最初から候補にすら入っていませんね。
レンタルスキルの大半は、回復系や耐性系などの日常生活にも役立つようなスキルになるかと思われます。
強化系や攻撃系のレンタルスキルは多少危険性があるでしょうが、そこは剣などの武器や魔導具を街中で販売していることや、魔法を使える者達や自国の軍隊を危険視するのと同じレベルです。
リオンとしては守る力でもあるという考えなのでそこまで気にしていません。
事前に為政者にレンタルスキル候補一覧を渡して大丈夫かどうかを確認しているのも対策の一つですね。
結論として、リオンは特別性や大衆への影響や危険性などは最初から考慮済みであり、リオンのコンセプトも崩れていないので心配は無用です。
スキルレンタルは2回分を一気に買えば使用可能期間も2倍になるんですか? それとも期間は最低でも1ヶ月近くはある感じですか? スキルレンタルした兵士が戦争期間中に期間切れになるとまずそうですし。
>眠っていると思われるユニークスキルを目覚めさせることは可能
凄い。でもユニークスキルが眠ってる人が少ないだろうし、判別も難しそうだから、使う機会がほとんど無さそう。
作者からの返信
期間については幾つかありますね。複数回購入可能で、その分だけ追加されていきます。
ポイントの横の三角を押すと、複数の期間の選択肢が出て、期間が長い選択肢ほど、期間が短い選択肢を複数回購入するよりもポイントがお得な感じです。
例)スキルA 100P▶︎
→100P 5日
→250P 15日
→400P 30日
基本的に選択肢は3つの予定です。上の例のポイント数と期間についてはあくまでも例えです。
ちなみに、スキルの説明については、スキルの名称部分を押せば表示されます。
潜在するユニークスキルの判別方法については、直接触れてとあるスキルを使う必要があります。覚醒も同じです。
無闇に覚醒させたら魂のキャパシティの空き次第で下手したら死にますが、幸いにもリオンは魂のキャパシティを視ることができるので、その危険性はありません。だからこそ、こんな他者の力を目覚めさせる能力が発現したとも言えます。
血を分けた兄弟で両親が同じの時、兄弟の一人がユニークスキル持ちならば、他の兄弟にもユニークスキルが覚醒する可能性が高い……というのをリオンは【星の叡智】により知っています。
そのため、同腹の妹のレティーツィアがユニークスキル持ちだから、兄のヴィルヘルムにもユニークスキルの可能性があると判断しています。
なお、片親だけが同じ場合の可能性は、共通する親やその先祖にユニークスキル保有者がいたかどうか次第です。
まさにチートもはや神w