#140字小説 二百物語 第六集
黒猫のジジ。一軒家の家猫。
知人宅に生まれた。
本当はね。
キミを貰う予定じゃなかったんだ。
白猫と黒猫の間に生まれた灰毛の仔猫。
ウソのようなホントの話。
その子が第一候補。
でもね。
甘えん坊なキミを家族にして良かったよ。
あれから25年。
今はアルバムの中だけに生きている。 #140字小説
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藤堂高虎は家康の重臣
井伊直政も家康の重臣
キバ隊の赤備えを継承
聖職者加賀本願寺顕如
王勅を受け信長包囲す
位人臣を極む織田信長
二本を掌中にする寸前
冠履倒易を恐れた光秀
獲物は本能寺にあり!
得たり家康天下牡丹餅
おめでとうございます #140字小説 #藤井聡太
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藤子不二雄の描く漫画
イジメっ子ジャイアン
キツネ目の狡猾スネ夫
聖女の如き静香ちゃん
王佐の知識出木杉くん
いつもの日常風景描き
二六時中TV放送され
冠前絶後の人気アニメ
達人級射撃を駆使して
成功する映画版のび太
おめでとうございます #140字小説 #ドラえもん生誕50周年 #藤井聡太
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コーヒーにミルクは入れる派?
と聞かれた。
俺は黒い飲み物の方が好きだと答えてやった。
ブラック派なのね、砂糖は入れる?
だって?
バカヤロウ、俺は大の甘党だが…
俺の言葉を遮り彼女は続けて問う。
砂糖は何杯入れるの?
「ふざけるな!コーラに砂糖を入れるバカがどこにいる!?」 #140字小説
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顆粒ダシと鶏がらスープの素を間違えた?そんなベタな話ある?
いや、ある。俺は、ある。
間違えて鍋に鶏がらスープの素を大量投入。小匙2杯。
ざく切り野菜と油揚げと豚バラ肉が煮えた。
少々の塩と味噌を溶いて味見をする。
口に入れた瞬間思わず声を上げた。
「…うん、悪くないね!」 #140字小説
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