応援コメント

【第1章】その10✤アリシア---妹のようなセシリアの誕生」への応援コメント

  • 繭の中のように閉ざされているけれど、優しい暮らしですね^^

    ロザリオを入れる袋に誕生日と薔薇(恐らく家紋?)の刺繡を入れるというのが、美しい習慣だと思いました。
    これは、かおるさんの創作ではなくて、実際に物が残っていたりするのでしょうか?

    時代が下るとロザリオはカトリックならではのアイテムになっていくので、プロテスタントの場合は赤ちゃんに何を用意したのか、それとも特にそうした贈り物はしなかったのか……などと好奇心が膨らみました。

    作者からの返信

    これは私の創作なんですよ、ただロザリオを入れる袋は絶対昔からあったに違いないと思っていますが、ですが当時、家紋やイニシャルはともかく、誕生日は入れたとは思っていないというのが、実は私の本音です。
    当時の人達がそれほど誕生日を大切に思っていたとは思えないし、そんな余裕のある人生を送れた人達は王様の位くらいの人達だけでしょうね。
    ですが、この少女達は「世が世であれば」という少女達でもあり、少し良いものを持たせてあげたかったのでした😊

    そうですね、16世紀からプロテスタントが広がるわけですが、カトリックよりは華美を控えたとは言え、王族の子供達は例えプロテスタント教徒でもプロテスタントの洗礼式の後には、そこそこ色々な贈り物をもらっていたことでしょうね。身につける十字架などは子供に贈っていたのではないでしょうか。
    十字架も美しい十字架はありますしね、それで贅沢な気分を満足させていたのかも知れませんね。