マリー姫と、マクシミリアン1世のお話は、ざっとは知っていたのですが、とっても面白いです! 動物園までもうあったんですね! 繊細な描写に時代の景色や空気まで浮かび上がる……そんな思いがします。これからも楽しみにしています!
作者からの返信
モネさん
コメントありがとうございます!
私も実はもともとはモネさんのように少し軽快に書こうと思っていたのですが、最近重苦しくなり……わかってはいるのですが、でも次回アリシアの話に戻ったあたりからその方向で頑張る予定です!
それにしても
「繊細な描写に時代の景色や空気まで浮かび上がる……」だなんて、なんて最高のお誉め言葉でしょう。
その上に文学的で詩的でうっとりするような一文です!
ありがとうございます!
ご期待に沿うよう頑張りたいと思います!
本当に動物園があったんですか?
知らなかったです
作者からの返信
これは私も最初なんとなく信じられなくて、本当なのかとネット上でも色々探したのですが、ネットでは出てこなかったんです。
ですが私が今回主に参考文献にしている2冊の本
ドイツ語の「Maria von Burgund」 Carl Vossen 著 (ISBN 3- 512- 00636-1)には
「プリンセンホフはすぐにマリーのお気に入りの滞在場所となった。 南東と南西にある広大な公園と、北西に厩舎とライオンの犬小屋がある長い中庭を囲んでいた」とあり
またフランス語の「Marie de Bourgogne」 Georges-Henri Dumonto著 (ISBN 2-213-01197-435-14-6974-03)の方には結構この件は長く
「ゲントの宮殿では、クーデンベルグやブリュージュのプリンセンホフと同じく、動物園を併設してい る。これは、ほぼ100年来の流行です。ブルゴ ーニュ公国のマリーは、ゾウ、ラクダ、クマ、 ライオン、ヒョウなどの習性に興味を示す一方……」
と書かれているので、これは間違いないだろうと書かせていただきました。
また何かでも(すみません、今探せなかったのですが)、そのライオンの名前まで書いてあったので、確信を持った次第でした。