第14話 「視覚障害といえば、盲導犬のことについても考えたい…」ヤングケアラーは、真面目なんだなあ。ハナを休ませて、応援したい!

 問題は、終わらない。

 視覚に障害を抱えた方の場合、相手の口の動きが見えにくくなってしまうじゃないか。

 どんな内容が話されているのかが、わかりにくくなる。

 どうする?

 そこで…!

 マスク中央のフィルター部分がフィルム素材になっていて、その透明部分で口の動きがわかるマスクが、開発された。

 「透明ウインドウクリアマスク」

 進化は、続いた。

 マスク中央のフィルター部分に、笑った口元がプリントされたマスクも、開発。

 「スマイルマスク」

 真剣、マスク。

 「まるで、目を閉じたまぶたの上に、マジックペンか何かで、ぱっちりお目々を書いたようなもの。子どもの、いたずらのようじゃないか!」

 いや。

 真剣だから。

 こうすることで、対人コミュニケーションが、とりやすくなるという。

 真面目な気持ちの、マスクだから。

 視覚障害を抱えた人には、こんなにも、考えてあげなくっちゃならないことがあったんだ…。

 まだまだ、不勉強?

 視覚障害といえば、盲導犬のことについても…。

 「いつか、盲導犬についても、勉強しなければならないかなあ」

 ヤングケアラー、ハナの悩みも、増えるばかり。

 そんな盲導犬への感心が、王子様のうんちとして、実現しちゃうとは…。

 その話はまた、別の機会に!

 王子様とうんちの話を、お楽しみに!

 真面目な、福祉の話ですからね!

 ヤングケアラーの子たち、負けないで!


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ヤングケアラー・ハナは、奮闘中!③~コロナ禍に、ご注意。直接触れ合いにくいケアの、難しさ。視覚障害を抱えた方のケースを、知っていこう~ @maetaka @maetaka1998

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