ヤングケアラー・ハナは、奮闘中!③~コロナ禍に、ご注意。直接触れ合いにくいケアの、難しさ。視覚障害を抱えた方のケースを、知っていこう~
第11話 ヤングケアラーは、どう考えるの?他にも、専門家は、こんな声掛けに注意しましょうと言っていますよ?ケアって、難しいよ。
第11話 ヤングケアラーは、どう考えるの?他にも、専門家は、こんな声掛けに注意しましょうと言っていますよ?ケアって、難しいよ。
疑問なのは…。
この協会では、「何かお手伝いしましょうか?」の言い方を、勧めている点。
どう思う?
先ほどの通り、「何かお手伝いしましょうか?」の言い方では、他人に迷惑をかけたくないという日本人の意識が作用してしまうはず。
やんわりと、断られてしまうことがあるんじゃないの?
障害を抱えたら、一般的に、何不自由ない生活を送る人以上に、感覚が、鋭くなってくるかもしれない。人を差別するのは良くないけれども、対応の仕方を分けて考えることも、必要じゃないのかな。
誰かが、線路に落ちそうになっている場合があるとする。普通、周りにいた人は、こう叫ぶだろう。
「危ない!」
この言い方が、悪いわけではない。
けれど…。
障害を抱えた人にたいしては、対応の仕方を分けて考えてあげる必要もあるんじゃないのかな?差別ということでは、なくね。
「危ない!」
専門家も、この言い方は危険だという。
ほら。
「危ない!」
誰に向かって叫んでいるのかが、いまいち、わかりにくくなってしまうからだという。
「白い杖をもっている人!危ない!」
そうか。
こういう声掛けなら、誰が言われているのかがわかる。
ただ…。
頭では、わかっていても…。
実際には…。
「危ない!」
その一言で、終わってしまうような気もする。
声がけは、難しいよ。
次の言い方にも、注意かな?
「下がって!」
これも、良くない言い方らしい。
ふらふらと危ない歩きをしていた人に向けて、線路に近付かないよう、何となく使ってしまうその言葉…。
専門家は、「下がって!」よりも、この声がけを勧めている。
「止まって!」
では、どうして、こちらのほうが良いのだろう?
ふらふらとした人が、たまたま、線路側に背を向けてしまったとする。
すると…。
もう、わかったかもしれない。
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