キャラ設定資料
◆『
・天去市在住の伏見高等学院二年生。
ある日、何者かに殺害されたところを未来からやって来たという美少女AI「シリウス」と契約を交わし生き永らえることに成功。
アルケオスという未来におけるスーツ型の兵器と融合し、一種のサイボーグとして生まれ変わる。
・右腕と右脚、そして目などの一部は欠損しており見た目だけを誤魔化しているだけでもはや生身ではない。
体内もだいぶ弄られているため、身体能力自体は向上している。
だが、アルケオスの大部分は尊の内部に格納されておりその性能を完全に発揮するのは難しいのが現状。
これはそもそも死に瀕した人間と融合し埋め合わせるという手段が正規の能力ではないための弊害。
全性能を駆動させることが出来るのはおよそ百八十秒が限界であるとされている。
それ以上の運用は何が起こるか未知数。
・融合することでアルケオスとしての力が大分制限されることとなったが、それでも
・単純に見かけだけを取り繕った機械の腕と足だけでなく、体内の血流や電気信号、神経伝達物質の分泌などを「シリウス」がサポートすることによる全体的な身体能力の向上。
・センサー類、そして得られた情報を「シリウス」が高速処理することによって知覚を引き延ばすことができる。
・「術式プログラム」という異能力プロセスを電子的に分解したプログラムの使用。アルケオスが装着に使用させるシステム。要するに複数の超能力を自由に使える能力。
等々が主に手にした力となる。
・主な術式
【アルギオスの盾】:要するにバリヤー。
透明な防護膜を発生させる汎用性の高い術式。
【メリアグロスの裁き】:雷撃を一点に収束させ、そして解き放つ。
全てを焼き滅ぼす荷電粒子の一撃。
殲滅術式と称される術式プログラムの中でも随一の破壊力を持つ術式。
◆『
・天去市在住の伏見高等学院一年生。
街の北部の山にある大戌神社の一人娘で灰色の髪を持った女子学生。胸は貧しい。
生まれながらにして異能を持っており、異能者が大厄災以前から存在していたことを示す極めて希少なサンプル。
本来は死んでいたはずの少女。
・異能力は予知、未来視あるいは多次元世界の観測。
可能性世界を観ることが出来る力。
本人はその可能性世界の一つ一つを星のように捉えており、そこから自身の力を「星託」と名付けた。
・この力を彼女はコントロールで来ておらず振り回されていた過去を持つ。
不運や死などのマイナスなことが起こる可能性世界を「紅い星の予知」と呼び、それらは勝手に発動しその世界の情景を見せつけてくる。
当然、大厄災の光景も何度も見せられその度に精神は疲弊。
さらに五年前の家族の死。
これらもあらかじめ知っていたのにもかかわらずその未来を変えることが出来ず心が折れかかり、そしてさらに自身の死も予知されてしまったために疲れ果てた。
・「星託」で見た未来を変えることは不可能ではない。
だが、それは簡単なものに限る。
人の死に関するものは因果というのに近く、強制力があるのか彼女は変更出来たことはない。
彼女自身が異能を除けばあくまでただの一人の女の子でしかないというのもあるのだろうが。
特に「紅い星」の予知は因果は強く、だからこそそれで自身の未来を識った彼女は諦めていたのだが……。
◆『シリウス』
・二十三年未来から来訪した人工電子知能。
任務の使用上、未来からの適宜サポートが行えない性質から、現地でのスタンドアローンな対応のためにが「博士」が研究中であった人工電子知能技術を急遽流用する形でアルケオスに搭載したのが管理サポートAIとしての「シリウス」。
・未来においても最先端の技術であり高性能な演算能力を所持。
アバターとして使用しているのは開発者である「博士」の身体データを基にアレンジ構成されたもの。
白銀色の長い髪に雪のように白い肌、どこか機械的な冷たい表情とアイスブルーの瞳を持った十六、十七歳くらいの美少女の姿。
ただし、胸は貧しい。
・使命として「これから起こる大厄災の謎を解明し、防ぐことで未来を変える」ことを目的としている。
・性能的に最高峰のものを持っているが実際の稼働時間はそれほど長くなく、人間でいう経験不足という面も多々存在する。
使命のこともあり、自身のバージョンアップのための学習には余念がなく、そのため未来には壊滅的な打撃を受けたインターネット文化にはたいへん強い興味を示し、収集して自己進化に当てている。特に娯楽文化データなどは全くなくなっているため非常に興味深いとのこと。
自身のキャラを演じている部分はある。
◆『
・緋色尊の同級生で友人。
基本的に学校指定の制服で過ごし、特徴と言えば常に帽子をかぶっていること以外特徴の無い服装を好む。
身体も小柄で華奢。顔も中性的であり一見すると実際の学年よりだいぶ下に見られる。
自己主張が強いタイプではないが内向的というわけではない。
単に一人を好むという性格。緋色尊以外だとあまり話しかける相手もいない。
・広くコミュニケーションを取るタイプではないので大人しい人物だと思われているが退屈を嫌い、騒ぎや事件、トラブルなど好む性質がある。
好むと言っても騒ぎの中心に居たいタイプではなく、あくまで外側から見物したいタイプ。
その点、緋色尊は常々タチが悪い奴だと思っている。
◆『
・連続少女殺人犯、これまで十二人殺害。
年齢二十七歳で五年前の事件を契機に凶行に走ることになった。
捜査の過程で逮捕され刑が確定。
刑務所に護送中に逃走したと思われる。
・強力な異能者であり、感情を炎に変換し球状にして放つことが出来る。
その異能に自身で「憤怒」と名付けた。
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