第5話 森での出来事 ポエム?

「やっほ~」ベルカが 動く木 大樹に声をかける


「おお ベルカにリンじゃないか 元気か?」白いひげのある大樹がそういった


「ああ・・お元気そうで何よりですね」僕はそう言ったものの 全ての記憶がある訳でないので

ちょっと戸惑う


「ふむ ちょっと他人行儀じゃ まあ いいがの ふおおお」

そう言った後で 他の木々と歩き去る


森にはキノコの形をした家などもあったりした

確かあれは 小人さんの家だったかな そうだった

屋根の代わりのキノコの頭は カラフルで 水玉模様やストライプもある


窓が開き 小人さんが手を振る


あちらの草原には白い一角獣たちが 走っている

「あ、黒い一角獣がいる それぞれ群れを作ってるんだな」


ブンブンブン キュルキュル 

奇妙な機械の音が 空の向こうから聞こえた


横長の風船のようなこれまた

横ストライプ パステル色のピンクとイエロー模様の気球船が飛んでいた

「え~~ポーション オレンジの炭酸水 お弁当に サンドイッチ

オニギリ アドガドとコンスローンのサラダ 

保温魔法つきのグラタン ミートパイ


バナナに林檎 チョコのタルト

良く焼けた 美味しい『焼いも』ちゃんもあるよん」

マイクから聞こえる 能天気な感じの声である


「あ、買う買うう~」ベルカ

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