第303話

 フィリップは細心の注意を払って中央塔を抜け、女子A塔との連絡回廊に辿り着いた。

 時折鼻を突いていた異臭は、もう鼻が慣れてしまったのか感じられない。それでも万が一のため、フィリップは中庭ルートではなく最短最速の連絡回廊ルートを選んだ。


 見張りは勿論、いるだろう。

 だが「ミナに血をあげるのを忘れてた」と言えば通してくれるのは実証済みだし、疑われたら一緒に来て貰うか、最悪の場合は押し通る。


 フィリップは曲がり角に身を隠して様子を窺ったりはせず、蛇腹剣を持って堂々と回廊に踏み入った。

 止めるのなら戦う、止められるものなら止めてみろと言わんばかりの、威風堂々たる足取りは、しかし、意外感によって鈍った。


 ──そこには、誰もいなかった。


 フィリップは歩調を緩め、怪訝そうに回廊を歩く。篝火の匂いに混じって、鼻を突くような残り香が感じられた。

 この独特の臭いを嗅いだ後では、見張りの職務怠慢やフィリップの幸運だと安穏と素通りすることは出来ない。


 「……」


 フィリップは石の床についた青白いシミを目敏く見つけ、片膝を突いて検分した。

 一見すると蒼褪めた粘体、膿のようなもので、それ以上の情報は見て取れない。錬金術製ではない本物の石で作られた床も、ただ汚れているだけで、溶けている様子はない。


 だが、フィリップの脳内では「今すぐにそれから離れろ」と外神の智慧が大音響の警鐘を鳴らしていた。


 間違ってもよろめかないように細心の注意を払って立ち上がり、フィリップは呆然と呟く。


 「じゃん……え? 嘘ついたの? ナイアーラトテップが? この僕に?」


 有り得ない、と言いたげな深い驚愕を滲ませて呟く。

 しかし、その問題について考察すべきは今ではない。フィリップはそれをきちんと理解していたし、ナイアーラトテップに対する理解は誰よりも深かった。


 「……いや、またおちょくられたんだろうなぁ……どうせアレでしょ、「居るとも居ないとも言っていませんよね?」みたいな理屈でしょ。あとで思いっきり股間を蹴ってやる……」


 フィリップは苛立たしそうに吐き捨てると、女子塔の扉に向かって駆け出した。扉の側にも蒼褪めた膿がボウル一杯分は落ちていたのだが、完全に無視した。


 誰か起きるかもしれないなんて注意は完全に頭の中から吹っ飛び、バタンと喧しくドアを開け放つ。

 あの蒼褪めた膿の主を探すか、ルキアとステラの安全を確認するのが先か。フィリップは少し考えて、五階を目指すことにした。


 階段を駆け上がって四階に着いた時だった。

 二日前と同じように、青白い半透明の異形が壁をすり抜けて現れ、目の前を横切り、廊下の奥に消えていった。


 「──、っ!」


 フィリップは思わず剣を抜いて後を追う。

 半透明のヒトガタは相変わらず無挙動で滑るように移動していて、フィリップが小走りすると簡単に追いつける速さだった。


 相変わらず見れば見るほど気色の悪い異形だが、戦意によって恐怖を麻痺させたフィリップは、初めて見た時よりもずっと落ち着いて観察できた。甲殻類、昆虫、そして類人猿のキメラのような外観で、頭部は眩暈か酩酊時の視界で見たようにゆらゆらと揺らいでいる。表情なんて作りようが無いはずなのに、なぜか肌が焦れるほどの悪意が感じ取れた。


 悍ましい外見をじっくりと観察すると、フィリップは意外な真実に気が付いた。フィリップは、そいつを知っていた。


 「……ん? こいつ、次元を彷徨うもの……? なんだ、お化けかと思った……」


 フィリップは安堵のあまり、思わず膝から崩れ落ちるところだった。

 蛇腹剣を杖代わりにして脱力しそうになる足と腰に活を入れつつ、追跡を止めて半透明の後ろ姿を見送る。


 次元を彷徨うもの。ティンダロスの猟犬が住む尖鋭時空とはまた違う、そしてフィリップの暮らすこの次元とも違う別次元に生息する神話生物だ。神格ではなく、何か別の神格に従属するものでもない。


 その行動基準は基本的に不明で、この次元に現れて人間を拐かすこともある。

 犠牲者は往々にして、この次元以外のどこかに連れ去られる。帰ってくることもあれば二度と帰らないこともあるが、帰還した犠牲者たちは何か悍ましいものを見せられて、精神を極度に擦り減らしているのだとか。


 ただ怖いだけのお化けより厄介というか、実害を被る可能性のある相手なのだが、フィリップはとにかく幽霊が未知のものではなく、既知の存在であるというだけで安心できた。


 「……ぃ」

 「……ん? 何か言った?」

 

 声が聞こえた気がして、フィリップは咄嗟にそう訊ねていた。

 勿論、相手はエルフどころか異次元の存在だ。大陸共通語が通じる訳も無いので、フィリップは自分の反射に笑わされることになったのだが。


 しかし、また声がした。

 今度は先程よりもはっきりと、「ごめんなさい」と。


 「……えっ? お前、人語を……っていうか、共通語を話せるの? 冗談でしょ?」


 フィリップはけらけらと笑いながら、ペースを変えずに滑り続ける次元を彷徨うものについていく。すると、今度は「たすけてください」「ゆるしてください」と聞こえた。次元を彷徨うものの特性なのか、声は二人分あるように思われた。

 仮にも別次元の住人のくせに、いやに流暢な共通語で思わず笑ってしまいそうになったフィリップだが、内容が内容だけに自重した。


 「それ、音を模倣してるだけ? それとも、意味を分かって使ってるの? 悪いんだけど、今ちょっと忙しくて──、あれ?」


 フィリップが目的地である五階に続く階段の方に一瞥を呉れ、視線を戻した時には、次元を彷徨うものの姿は完全に掻き消えていた。


 「えっ……──、ッ!?」


 その代わりのように、強烈な異臭が鼻を突く。

 埃と黴と、死と腐敗の混ざった悪臭。死体安置所の臭いだ。


 フィリップは弾かれたように振り返り、剣を構えて廊下の四隅に視線を走らせた。天井と壁の交差する二辺、床と壁の交差する二辺。


 そして、階段に至る曲がり角の天井、その角を伝って、青白い粘体が姿を現した。

 空気より比重の重い、粘ついた青白い煙を垂れ流すそれに、フィリップは深々と溜息を吐いて覚悟を決めた。僅かに後退りして距離を空け、蛇腹剣を正眼に構える。


 直後、粘体から滲み出るようにして、フィリップの恐れていたモノが姿を見せた。


 それは一見すると、四足歩行の獣に見えた。しかし、次の瞬間には三本足に見えたり、今度は八本に見えたりして一向に輪郭を把握できず、フィリップは脳が過熱するのを感じて、ぎゅっと目を瞑って頭を振った。不定形なのではない。奴はこれという形を確かに持っているが、それをフィリップの脳が認識できないだけだ。

 

 体中が蒼褪めた脳漿のような粘液に覆われ、ぼたたっ、と床に落ちている。その膿を纏う身体には一切の曲線が無く、無数の角を極端なまでに解体して抽象化したキュビズム的な外観だった。殺意に満ちた吐息が漏れる口にはノコギリのような歯が並び、槍のような舌と、涎のような青白い膿がだらりと垂れていた。


 間違いない。ティンダロスの猟犬だ。


 「最っ悪だ……」


 こいつのことはよく知っている。よく知っていることこそが大問題だ、とフィリップは忌々しそうに表情を歪めた。

 シュブ=ニグラスに与えられた智慧は、彼の存在から見てフィリップの脅威になるものについて。つまり、人間を殺し得る存在、そして外神の視座から存在についてだけだ。


 そして、外神の視座はずっと叫んでいる。脳をガンガン揺らす大声で、「逃げろ」と。

 ショゴス相手なら「踏み潰せ」と嘲笑っていた智慧が全力での逃走を推奨するなど、神格に相対したとき──フィリップでは絶対に抵抗できない手合いに遭ったときだけだ。


 ミナを呼ぶべきか、と一瞬だけ悩み、棄却する。

 勿論、人間にとっては絶対に勝てない相手でも、吸血鬼にとってはそうではない。何より、ミナには10万もの命がある。10回死のうが100回死のうが誤差みたいなものだし、ミナの戦闘センスなら2,3回も死ねば無傷で倒せるまでに見切るだろう。


 だが、恐らく、そんな隙は許されない。

 ミナを強制召喚する『エンフォースシャドウジェイル』は、ミナの意思に関係なく彼女の身柄をフィリップの影の中へ引き摺り出す。彼女がどこで、何をしていようと、たとえ意識が無くてもだ。


 そしてこの時間、フィリップと生活サイクルを合わせているミナは、当然ながら夢の中だろう。呼んですぐ戦えるならいいが、彼女が寝ていて、フィリップがティンダロスの猟犬の一撃を無防備に受けなくてはならないような状況になれば、生存確率は限りなくゼロに近くなる。

 

 フィリップは蛇腹剣の柄にある金具を片手で操作して、長剣の形に固定されていた14の節を解き放つ。じゃららら、と金属の擦れる音を立てて、真っ直ぐだった剣がだらりと垂れた。

 左手に握り締めていたランタンと鞘を乱雑に投げ捨て、深々と姿勢を下げる。


 言うまでも無く、戦って勝てる相手ではないし、古龍のように半殺しにして放置するほど甘い相手でもない。


 だからと言って逃げるのは論外だ。

 フィリップはここに、ルキアとステラの安否を確認するために、そして二人の安全を確保するために来たのだ。自分が死にたくないから尻尾を巻いて逃げるなんて、全く無意味なことをする気はない。


 フィリップを睨み付けるティンダロスの猟犬の顔は、絶え間なく歪み、捻じれ、蠢き、狂う。存在そのものが、この次元とは極限に相性が悪いのだ。この次元に満ちる光では、その姿を明確に表すことさえ出来はしない。


 蛇腹剣の動きをじっと見つめていた──ように思われた──ティンダロスの猟犬は、フィリップが動くのに先んじて奇妙な唸り声を上げた。


 今まさに拍奪の歩法で襲い掛かろうとしていたフィリップは、全速力でバックステップを踏んで距離を取る。

 一瞬たりとも視線を外さなかったティンダロスの猟犬の姿が、今まで以上に奇妙に捻じれて歪んでいく。空間の攪拌とも言える現象は奴の身体だけでなく、その周囲の空間全てに及んでいた。


 廊下の床がペンローズ的に歪み、天井はネッカー図形のように反転した。壁は明らかに二次元平面的な形に引き延ばされ、蝋燭の裏側と表側が同時に見えた。この時間が曲がっている、という智慧の意味を、フィリップは初めて自分の目で見ていた。


 「うわ……」


 人間の目と脳では理解できない光景を前に、フィリップは思わず目を瞑って頭を振った。

 そうしなければ、きっと処理不可能な情報を流し込まれた脳が過熱して、何かしらのダメージを負っていただろう。だからそれは、目前の脅威を回避するという意味では正解だった。


 そして──猟犬を前にした獲物の振る舞いとしては零点だった。


 「しまっ──、っ!?」


 ティンダロスの猟犬は飛び上がり、天井と壁が交差する角に潜んだ。その時点で目の前の空間異常は消えており、フィリップは即座に戦闘態勢を取った。

 

 しかし、ティンダロスの猟犬の現在位置を示す蒼褪めた色の脳漿は悪臭と瘴気を放ちながら、ぞるぞるぞる、と耳障りな音を立てて角の上を滑っていく。それはフィリップを通り過ぎて廊下の奥に行くと、今度は壁同士の交わる角を通って階下に消えていった。


 フィリップはしばらく意識外からの攻撃を警戒していたが、死体安置所の残り香が消えたことを確認するとすぐさま踵を返し、五階に続く階段を一段飛ばしで駆け上がった。


 「殿下! 無事ですか!? ルキア!!」


 五階にはルキア達の部屋だけではなく、他の生徒も泊まっているのだが、フィリップはそんなのは知ったことかと思いっきりドアを叩く。入室許可を求めるノックではなく、中にいる人間を叩き起こすためのパンチと言える勢いだ。


 階段に近いステラの部屋を、続いて一つ飛ばしてルキアの部屋の扉を。二つの部屋を繰り返し、扉を破る勢いで叩いていると、ややあってステラの部屋の扉が開いた。


 「殿下、良かっ──ん?」


 しかし、眠そうな顔を覗かせたのはルキアだった。よかった、と安堵したのも束の間、今度は疑問が心中を埋める。 

 それはルキアも同じで、彼女はしばらく怪訝そうにフィリップを見ていたが、他の部屋の扉がガチャリと不穏な音を立てた瞬間、有無を言わさずフィリップを部屋の中に引っ張り込んだ。


 部屋の中ではステラがベッドから身を起こして座り、大きな欠伸をしていた。彼女が適当に腕を振ると、部屋中の燭台や暖炉が一斉に明かりを灯した。


 暖かな光に包まれたパジャマ姿の二人を見て、フィリップは深々と安堵の息を吐いた。

 力なく笑いながら、抜身のままだった剣を壁に立てかける。鞘とランタンを階下に置き去りにしたことに、フィリップは漸く気が付いた。


 しかしそんなことはどうでもいい。今は無性に二人のことを抱き締めたい気分だった。

 ルキアの手を引いてステラのところまで行って、思うがままに二人を同時に抱き寄せる。身長差ゆえ、抱き締めるというよりは二人の首筋にじゃれつくような形だったが、それでも生きた温度は感じられた。

 

 ルキアとステラは顔を見合わせたあと、まずルキアが穏やかに目を閉じて抱擁を返し、その後ステラも怪訝そうにしつつもフィリップの背中をポンポンと叩いた。


 ステラが離れたあと、何事か言葉を練るように指を回して言った。


 「……言いたいことは山ほどあるが、まず聞こう。私たちの助力が必要か?」


 眠気を感じさせない冷酷な戦意に満ちた声での問いを、フィリップは頭を振って否定する。 

 フィリップがここに来たのは二人の安否を確かめるためであり、安全を確保するためだ。それに、そもそも勝ち目があるか怪しい。


 ルキアの『明けの明星』はティンダロスの猟犬を跡形もなく消し飛ばす威力があるが、当たるかどうかは五分だ。

 あの空間歪曲はブラックホール級の異常現象で、光も、エネルギーも、重力も、時間さえも、あの歪みの中では正常に機能しない。アレを展開される前に撃つことが出来れば、といったところか。


 手を貸してくれようとするのはありがたいことだが、フィリップとしてはなるべく遠くに居て欲しかった。

 どう説得したものかとルキアに目を向けて、フィリップは改めて、ルキアがここに居ることの不思議さを思い出した。ここはステラの部屋だ。

 

 「ところで、ルキアはどうしてここに? 部屋は二つ隣でしたよね?」

 「私が呼んだ。修学旅行の時のように、二人で固まって守り合うべきだと思ってな」

 「え? あぁ、それは……流石ですけど、なんでまた?」

 「あー……実は、お前にナイ神父の話を聞いた時から、ずっと警戒していたんだ」


 歯切れ悪く言ったステラに、フィリップは怪訝そうに首を傾げる。

 ステラは少し考えて言葉を練ってから先を続けた。


 「私はお前と違って……いや、お前以上に、あの神父を信用していない。奴がいると言おうがいないと言おうが、その言葉に価値はない。最悪を想定して動く」


 ばつが悪そうに、しかし自分は間違った判断をしていないという確固たる自信を滲ませて言ったステラに、フィリップは拍手を送りたい気分だった。

 彼女の対応は、フィリップより少しだけ無知な者として最高のもの。そしてナイアーラトテップのことを深く知り過ぎているフィリップでは、むしろ取りづらい選択肢だ。


 「なるほど……。あんまり気を張り過ぎないでって言うべきなんでしょうけど、今回は最高の判断です、殿下。奴は居ました。このすぐ下の階に」


 そうなると、ナイアーラトテップが嘘を吐いた──というわけではないだろう。アレは「いる」とも「いない」とも明言しなかったのだから。


 何か目的があって騙したのか、或いは揶揄われたのか。

 どちらでもいいが、「ナイアーラトテップが僕に嘘を吐くはずがない」と思っているフィリップはまんまと引っ掛かり、悪意を持って意図的に情報を隠すような手合いには慣れているステラは警戒できていた。


 「最悪の危惧が当たったわけだ。それで、もう倒したのか?」

 「いえ、それが……」


 フィリップは階下での一件を掻い摘んで話した。勿論、ティンダロスの猟犬について詳しいことは殆ど省いて。


 「……仮説1、そいつは何か別の狙いがあって、お前を避けた」

 「有り得る話ですけど、あいつらは普通、邪魔者を避けません。邪魔をするなら殺すし、むしろ殺す相手が増えたことを喜びます」


 フィリップがステラの推測を頭を振って棄却すると、今度はルキアが別の推理をした。


 「じゃあ、フィリップだったから逃げたんじゃない? 貴方の“臭い”で、只者じゃないって気付いたとか」

 「……可能性はありますね。というか……」

 「何だ?」


 言い淀んだフィリップを急かすステラ。

 フィリップが一人で問題を抱え込むのではないかという危惧によるものだが、フィリップは単に思考を整理しているだけだった。


 「いえ、その……お化けのことなんですけど」


 ティンダロスの猟犬が問題としてあまりにも大きく、改めて考えるまで完全に意識の外にあったが──お化けの正体が次元を彷徨うものだったことも、そこそこ大きな問題だ。

 いまこの砦の中には、「何故か」次元を彷徨うものがいて、その上「何故か」ティンダロスの猟犬までもがうろついている。


 ティンダロスの猟犬は、実は次元を彷徨うものを追っていた! という意外な真実だったら楽なのだが、そうではないだろう。

 フィリップに与えられた智慧によれば、あの二種は敵対しているとか、憎悪関係にあるというわけではない。次元を彷徨うものが尖鋭時空に立ち入ったところで、追跡や殺害の対象にはならないだろう。


 「あれもの手合いでした。見ただけで精神が壊れるレベルじゃありませんけど、なるべく見ない方がいいです。あと、拉致されるのは本当に不味いです。……でも、そのぐらいですね。こっちは二人なら簡単に殺せると思いますよ」


 簡単そうに言ったフィリップに、ルキアとステラは物言いたげに顔を見合わせた。










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