第76話
王宮で行われる式典に備え、正装して控室に集まっていた公爵一行は、何をするでもないこの時間を駄弁って過ごしていた。
専らフィリップについてだった話題は、ふと彼の側付きになっているメグのことにシフトした。
「そういえばルキアちゃん、メグを手放して良かったの?」
問いかけたガブリエラに、ルキアは一瞬だけ目を向け、すぐに読んでいた本に目を落とした。
「……えぇ、勿論」
あれ? 無視? としょんぼりしたガブリエラを慰めるようなタイミングで、ルキアがそう端的に肯定する。
「お姉様も知っての通り、マルグリットは私の護衛よ。フィリップの護衛に付けるなら、実力的に申し分ないわ」
自身が世界最強だからか、強さにはシビアなルキアにしては珍しい称賛だ。
だが、それはガブリエラを納得させるには不十分だった。というより、メグの強さを知るガブリエラが心配しているのは、「フィリップを守れるのか」という点ではない。
「いや、そうじゃなくて。あの子、ルキアちゃんより手が早いじゃない?」
「人聞きが悪いわね。私もあの子も、尊重すべき命とそうでない命の判断が人より少し早いだけよ」
命の選別という、ともすれば非道徳的な言葉に過剰に反応する者は、この部屋にはいない。
公爵が「普通、人は他人の命を選別したりしないのだけどね」と苦笑した程度だ。
「それにしても、喧嘩っ早いアサシンというのは、質の悪い冗談のような存在だね」
「二つ名持ちの暗殺者というだけで、もう冗談みたいなものだけどね」
公爵と夫人がそう言って笑うが、笑い事ではない。
「直接戦闘能力でアリアに並び、悪意を感じ取る察知能力なら上回るのよ? フィリップに付けるなら、あの子以外は有り得ないわ」
「……過保護じゃないかい?」
そのメグを雇い、ルキアの護衛として付けた公爵が言っても説得力はあまりないが、ルキアは「そうかもしれないわね」と肩を竦めた。
「あんなに可愛くて、しかも『椿姫』なんて、可愛らしい二つ名なのに……そういえば、二つ名の由来って、やっぱりあの子の容姿からなの?」
メグについて詳しくは知らない公爵夫人がそう問いかけると、ある程度の知識があるガブリエラが苦笑する。
花のように可憐な暗殺者と言われれば、メグの容姿はまさにその通りなのだが、公爵が「いや、違うよ」と首を横に振った。
「彼女は確かに、儚げで美しい女性ではあるけれど──そんな理由で二つ名が与えられたりはしないよ。彼女はあくまで、その技量によって二つ名を得ている」
妻の前で他の女性を褒めた公爵に、娘二人からの冷たい視線が突き刺さる。
言葉に相槌以上の意味が込められていないことを正確に汲み取っていた夫人は、返答に対して「ふぅん」と返し。
「じゃあ、どうして『椿姫』なの?」
夫人の質問に、ルキアはソファにゆったりと背を預け、一言。
「勿論、その殺し方故によ」
◇
誘いに乗ってどころか、自分から人気のない方へ向かってしまったメグを追ったフィリップは、タイムロスの原因となった仮装客に呪詛を送っていた。
見知った相手を追いかけるのに、ほんの数秒のロスは問題にならない。だが、今は祭りの最中で、この近辺は衛士と酔っ払いの乱闘──衛士が二人の酔っぱらいを制圧し終えるまで、もはや秒読みの段階に入っているが──によって野次馬が集まっている。一度はぐれてしまえば、再合流は困難だ。
人波を掻き分けて野次馬の群れを抜けると、少し遠くの路地裏に入っていく男の後ろ姿が見えた。
わざと足音を立て、メグを呼びながら路地裏へ入り──鼻を突く異臭に立ち止まる。
暗順応が始まったばかりの目では、暗い路地裏の石畳が何色かの判別にさえ時間を要する。だが、人間の目はその色を認識しやすいように出来ている。敵や獲物が弱っていることを正確に確認し、仲間が傷付いたことをいち早く知るための本能として、その機能が備わっている。
故に、路地裏を赤く染め上げるほどぶちまけられた血液を、フィリップの本能は正確に認識した。
いや、たとえ目を閉じていても、その路地裏に異常が広がっていることは分かったはずだ。
「うっ……」
思わず、シャツの襟で口元を覆う。
血液の鉄臭さだけでなく、糞尿の臭いまでもが鼻を突き、油断すれば吐き戻してしまいそうなほどだった。
「あぁ──カーター様。表通りでお待ちくださいと、ちゃんと申し上げましたのに」
陶然と、とろけるような声が耳朶を打つ。
暗がりの奥からゆっくりと歩いてくるのは、この血河の中に在って靴底以外に一点の汚れも付けていない、クラシカルなメイド服の女性──メグだ。儚げな相貌は淫靡にも感じられるほど紅潮し、声色と同じく陶然とした笑顔を浮かべている。
何をしているのか、いや、何をしたのかなど、問うまでも無いだろう。
暗闇に慣れ始めた目は、メグの背後に転がった首と胴体──綺麗に分かれたそれらと、その断面からだくだくと流れ出る血河を捉えている。
転がった首の、下品な笑みに覚えがある。いや、覚えがあるも何も、いま正にフィリップが追いかけて来た男の顔なのだが。
「……殺したんですか」
疑問形ではなく、断定形で。
頸を綺麗に寸断された死体にも、ぶちまけられた血液にも怯えることなく、「これの掃除をする人は大変だなぁ」と他人事を心配しながら言ったフィリップに、メグは陶然としたまま「はい」と肯定した。
「ルキアお嬢様からお聞きになっていませんか? 私のこと……」
「……いえ、特には。シューヴェルトさんと一緒にサークリス様の護衛に就いていたとは聞きましたけど」
特に感情の動きを見せず、恍惚ととろけた表情のまま「そうですか」と適当な相槌が返される。
表情からも言葉からも、メグの内心は全く類推できない。彼女がどうするつもりなのか──人を殺した現場を目撃した、彼女にとってはまず真っ先に処分すべき目撃者であるところのフィリップに対し、どう出るのか。フィリップはここで、それが推察できないことを危惧すべきなのだが、高位悪魔すら無価値と断じる視座の前に、人間の暗殺者が脅威として映る訳もなく。
「臭いですね、ここ。とりあえず戻りませんか」
半身を切って表通りを示したフィリップに面食らったような目を向けつつ、メグは素直に従った。
未だ過剰なほどの興奮状態──薬物やアルコールの影響によってではなく、彼女の『
内容は勿論、殺人行為を目撃した、通常であれば最優先処理対象になる
暗殺者『椿姫』のマルグリットであった時分ならいざ知らず、今のメグは公爵家に仕えるメイドであり、ルキアからフィリップの護衛を任された身だ。口封じなど出来るはずもなく、したとしても、その後ルキアに粛清される。「されるだろう」なんて、甘い予測は立たない。される。確実に。
忠誠心から言っても、保身から言っても、この場でフィリップを殺すという選択肢は無かった。
足早に路地裏から離れながら、メグの誘導に従って露店を冷やかしたり、見世物に足を止めたり、不自然にならないように振る舞う。
王城は三等地からでも遠目に分かる巨大建造物だ。到達するだけならメグが先導する必要も無く、フィリップが先を歩いていた。近付くにつれ周囲の喧騒が疎らになり、大声を出さずとも会話でき、かつ周囲に聞き耳を立てる者が居ないかを判別できる程度になる。
「……あの、メグ?」
先ほどのいっそ淫靡なほどの興奮はどこへやら、メグは背筋を正し、消沈した声で「はい、カーター様」と応じる。
「あ、落ち着いたんですね」
フィリップが言うと、メグは顔を赤らめて俯いた。
後ろを振り返りもせず、王城の正門が閉じており、周囲には門兵以外が居ないことを確認しながら喋っているフィリップは、それに気付くことも無く言葉を続ける。
「それで、さっきの話なんですけど」
「……はい」
どこか悲壮な覚悟すら伺わせる、重い受け答えが返される。
それを不思議に思いつつ、足を止めたメグにつられてフィリップも立ち止まり、振り返る。
「どこまで本当なんですか?」
「──と、仰いますと?」
こうなってしまっては、もう何を聞かれても正直に答えよう──そう決意していたメグだったが、意図を測りかねる質問にそう返す。
フィリップは「え、いや……」と、数分前に話していた話題を混ぜ返すのを気まずく思いつつ、誤魔化すように笑顔を浮かべた。
「さっきの象の話です。羽翼と触手が耳と鼻だっていうのは流石に冗談ですよね?」
表情は誤魔化し笑いで、しかし本人としては至って真剣にそう質問したフィリップに、メグは辛うじて「……え?」と絞り出した。
訊き返したわけではなく、質問に対し婉曲に「何を言っているんだ」と答えたわけでもなく、ただ困惑が口を突いて出ただけだったが、フィリップは二つ目の意味だと受け取った。
「え? 本当なんですか?」
先ほど同じ情報を得たとき──もしかして冗談なのかと半信半疑だったときよりも愕然と、瞠目し口元を覆うフィリップ。「嘘だろ……」なんて独り言も漏れ聞こえる。
予想の斜め上を行く言葉に、メグは答えも忘れて問いを投げてしまう。
「あ、あの、カーター様? 何もお聞きにならないんですか?」
「……? 何の話ですか?」
とぼけるようなことを口にしたフィリップに、メグはぐっと言葉を詰まらせる。フィリップが無かったこととして振る舞うのなら、ここはそれに乗るのが正解のはずだ。
まぁ、とぼけるも何も、フィリップとしては虫が死んだ程度の話だ。衛士やルキアやライウス伯爵といった、フィリップに大きな感動を与えてくれた人が死ねば、多少なりとも心を動かされるだろう。アイリーンやオーガストといった家族が死ねば、報復くらいは考えるかもしれない。
そのどちらにも属さないどうでもいい相手の死に、なにか特別な感情を抱けと言う方が難しい話だ。
人間の死に何も見出さない以上、殺人行為や殺人者に対しても、特段の忌避感や嫌悪感は無い。返り血に塗れでもしていたら、汚いから離れてくれとは思うだろうが。
フィリップはメグを慮っているようで、その実何も考えていない。
そして、かつては暗殺者であり今は使用人である、人心や物事の機微に聡いメグはそれを正確に汲みとっていた。
「い、いえ、なんでもありません」
およそ健常な人間とは言い難い性癖であり、それをしっかりと自覚しているメグは、その自分を上回る異常者を前にして納得していた。
フィリップと初めて対面した時からずっと、彼は公爵が褒め、ルキアが認めるほどの人物であるとは思わなかった。
立ち居振る舞いは平凡で、ルキアのような超級の魔術師にありがちな濃密な魔力も、公爵のような内面を完全に覆い隠す凪いだ気配も感じなかった。さすがに殺気を飛ばすような真似はしなかったが、たぶん気付かないだろうと思った。
だが、確かに。こと人の生き死にに対する認識は、ルキアや公爵に勝るとも劣らず超越的なものだ。
死体に対する忌避感、死に対する拒絶感、殺人者に対する嫌悪感が、まるで感じられない。眼前で虫が叩き潰されたのと同程度の感動しか、彼は抱いていない。
なるほど、彼は確かにルキアや公爵と同じ、逸脱した感性の持ち主だ。良心や人間性とでも言うべき機能が、メグのように何かに置き換わっているのではなく、初めから備わっていない。
「──人でなしですね、貴方は」
フィリップには聞こえない声量で、しかし内心に留め切ることはできず、そう呟く。
尤も、それを耳にしたところで、フィリップは嫌な顔一つせず、どころか気まずそうな笑顔すら浮かべて「そうですね」と肯定してしまうだろうが。
◇
フィリップの主観で言えば何事も無く、メグにしてみればちょっとした事件こそあれど、二人は無事にルキアとアリアに合流することができた。
幸いにして、王城の門番はメグの顔を覚えていた。誰何されるどころか従者用待合室なる場所へ促され、フィリップたちの方が待ち合わせをしているからと断ったくらいだ。
並んで歩くルキアに「何も無かった?」と訊かれたフィリップの、「えぇ、何事も無かったですよ」と答える口調にも淀みは無い。
「そう、良かったわ。どこか、行きたいところは見つかった?」
ルキアがすっと手を差し伸べる。
あまりにも自然な仕草に、フィリップは特に何も考えず、応えるように手を乗せて繋ぐ。「お手」の芸をする犬のような反射に、アリアかメグのどちらか──十中八九メグだろうが──が押し殺した笑いを漏らした。
「そうですね…… あ、サーカス! サーカスとかどうですか! さっきメグと話していたんですけど──」
見世物になっていた、あの象とかいう名前の生物。あれが本当に──メグの冗談とか、あるいは勘違いではないかと、フィリップは未だに疑っていた。
魔物とそれ以外の生物を見分ける方法は、簡単でメジャーなものが二つある。
一つは、対象を殺すこと。
魔物の身体を構成するのは物質ではなく、固体化した魔力だ。殺せば大気中に拡散し、死体は消滅する。つまり、死体が残るのが生物、死体が消えれば魔物、という判別法だ。
もう一つは、対象の保有する魔力量を計測すること。
魔物と生物の保有魔力は、人間で言う一般人と魔術師くらいの差がある。魔力感知能力に優れた魔術師であれば、魔物と生物を見分けることは容易い。尤も、一見して生物と見紛うような紛らわしい外見の魔物など、そう多くは無い。墓場に犬が出たとき、追い払ってもいい野良犬か、墓の番犬であるブラックドッグかを判別する必要がある程度だ。野良犬と間違えてブラックドッグを追い払おうと攻撃し、墓荒らしだと誤認された墓守が無惨に殺される事件もあるとか。
さておき、大半の魔物は「魔物っぽい」外見をしている。わざわざ魔術師が観察しなくとも、一般人が見ただけで「あれはやばいな」と分かるような見た目だ。
そしてあの「象」とやらは、控えめに言って「魔物っぽい」外見だった。
最強の魔術師に判別して貰おうと、もと来た道を戻ろうとルキアの手を引き──逆にルキアに腕を引かれ、立ち止まる。
「……待って? いま、なんて?」
どうしたのかと振り返ったフィリップに、ルキアにしては珍しい曖昧な笑顔が向けられる。
「え? えっと、サーカス団の見世物の象が──」
「そうじゃなくて。いま「メグ」って、呼び捨てにしなかった?」
「え、えっと……?」
今というか、ずっとそうだ。
初対面のときはどう呼ぶべきか迷っていたが、「メグさん」と呼んでみたところ「敬称は不要、敬語も不要」と言われてしまった。勿論、目上の人に対してざっくばらんに接することに慣れていないフィリップは、何度か言い募ったのだが、最終的に「プロとして客人に遜られるなど」という言葉に折れた。
元丁稚として、相手の善意が職務の邪魔になることのもどかしさは身に染みて理解している。善意とは違うが、この場合も似たようなものだろう。
フィリップもメグを困らせるのは本意ではない以上、無理強いすることはない。
「ルキアお嬢様、私がお願いしたんです。カーター様はお客様ですから、使用人である私に遜られると私の方が困ってしまいます、と」
「……そう」
不機嫌そうな相槌を打ったルキアから、そっと離れようとしたフィリップだったが、手を繋いでいたことを思い出して諦めた。
駄目か? 駄目だったのか、呼び捨て。変に拘ってメグのプロフェッショナルを邪魔してしまうより、フィリップが折れた方がいいと思ったのだが。
無言のまま何事か考え込むように目を伏せてしまったルキアに、フィリップの「もしかして怒られる?」という視線が向けられる。
幸いにして、その予想はすぐに覆された。
「ねぇフィリップ、私のことも名前で呼んでみてくれない? 敬称も抜きで」
にこやかに、上機嫌を装って言うルキア。アリアとメグがそっと二歩ほど下がったことに、フィリップは気付かなかった。彼女たちの洗練された所作は、まさにこの瞬間の為に磨き上げられたものではないかと思ってしまうほどだ。絶対に違うが。
「え? えっと……」
フィリップが誰かに遜る理由は、くせと社会適応の二つが大きい。
昔から誰に対しても丁寧に接するよう躾けられてきたし、フィリップ自身も心掛けている。周りの大人もみんなそうだったから、それが普通のことでもあった。
加えて、植え付けられた価値観に素直に従った立ち振る舞いをしていては、社会から爪弾きにされるどころの騒ぎではない。社会を、人類という総体を、爪弾くような気軽さで滅ぼしてしまいかねない。意識的に他人を尊重するのは、半ば必須事項でもあった。
中でもルキアやヘレナといった相手は、貴族で、年上で、聖人だ。普通ならフィリップのような一般人が、こうして一対一で会話できるような人物ではない。
その知識に基づけば、彼女を名前で呼ぶ──本来は「ルキフェリア・フォン・サークリス聖下」と呼ぶべきなのだが──というのは、あまり褒められた行為ではない気もする。
しかし、その当人から「こうしろ」と言われたことを断るのとどちらが失礼なのかと訊かれれば、フィリップは明確な答えを返せない。
ちらりとメグとアリアの顔色を窺うが、二人とも静かに目を伏せている。許している様子も、逆に咎めるような雰囲気も、何も感じ取れなかった。
「怒られたら一緒に謝ってくださいね、ルキア」
呼び方どうこうよりも遥かに失礼なことを自覚せず──しっかり考えれば分かるはずだが、たかが人間の呼称にそこまで考えを回さない──、フィリップはそう言って照れ笑いを浮かべた。年上の女性に馴れ馴れしく接することに気恥ずかしさを覚える程度の子供っぽさ、人間性と言うよりは人間臭さのようなものは、まだ残っているらしい。
「──怒られないわよ。さぁ、行きましょう? サーカスだったかしら?」
「はい! さっきメグが「象は生物だ」って教えてくれたんですけど、どうにも実感が湧かなくて……」
ルキアは一転して上機嫌に、フィリップの手を引いて歩き出す。
フィリップもフィリップで、なんだかルキアと仲良くなれたような気がして嬉しくはあった。あの森で出会ってから今日まで何度かトラブルはあったが、それでも彼女は人間性を翳らせることなく、しかもフィリップに友好的に接してくれている。仲良くなれるのなら、それに越したことは無い。
「象? 象ってあの、鼻の長い?」
「……鼻」
どうやらメグの冗談と言う線は完全に消えたな、と。フィリップはおかしいのは自分の方だと認めざるを得ないようだった。
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