松島型河川砲艦
日本が建造した大型河川砲艦。
戦後は伏見型の拡大改良型が用いられてきたが、用兵側の要求により更なる性能強化、また技術進展による改良の余地を残すため、運用が拡大しているヘリコプターを発着艦出来る能力を持つことになった。
ブラジルの河川砲艦パルナイバを参考に700トンクラスの船体にまとめ上げられ建造された。
パルナイバが比較的穏やかなアマゾンを航行するのに対して、揚子江、三峡流域を航行する必要から一七ノットが出せるよう機関出力が増強され、吃水も浅くなっている。
浮力を確保するため幅広になったが、安定性が確保されヘリの運用に支障は無かった。
だが舵の効きが悪く、運用上、不満が残る形になる。
しかし、大型の船体は各種装備、司令部施設、医療設備が搭載出来、後方支援基地、式中枢として機能しており、河川における戦いで必要不可欠な艦となった。
性能に満足した中華民国軍は勿論、ベトナムに進出した日本軍、アメリカ軍も購入の上使用している。
基準排水量 720トン
満載排水量 820トン
全長 55.0 m
最大幅 12 m
吃水 1.6 m
主機 ディーゼルエンジン×2基
推進 スクリュープロペラ×2軸
速力 17ノット
燃料 100 t
航続距離 1,350海里 (10kt巡航時)
乗員 74名
兵装
・Mk.22 50口径3インチ緩射砲×1門
・106ミリ自動迫撃×2基
・70口径40mm単装機銃×2基
・Mk.10 20mm単装機銃×6基
搭載機 ヘリコプター甲板のみ
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