零戦改

 零戦の後継機開発が遅れていたため堀越技師が零戦を再設計して完成させた機体。

栄から火星へエンジンを変換、エンジンの拡大に合わせて機体を大きくした。

 武装も長銃身二〇ミリ四門にしてベルト弾倉に改造したことにより各二四〇発撃てる。胴体下と両翼の三箇所に兵器搭載架を設け増槽か二五番――二五〇キロ爆弾まで搭載できる。

 エンジンの出力強化もそうだがプロペラも四翅に増え出力が増加していて最高速度は六〇〇キロを超える。

 そして主脚の先の翼と尾翼が折りたためるため、搭載機数が増えている。陸上でもこの性能は有意義で、大型化したにも関わらず、それまでの戦闘機用掩蔽壕に二機入れる事が出来る。

 掩蔽壕が破壊されると二機ともおじゃんだが、露天配備して全て破壊されるよりマシだ。

 防弾性能も米軍機の主要搭載機中である一二.七ミリブローニングの不意打ち程度は耐えられるだけの装備を持っている。

 大型化してきたいが強化されたことにより、急降下性能が高まり、速度制限も軽減。追撃されても急降下して逃げることが可能になった。

 そして機動性は零戦から受け継がれて良好。

 航続距離も二一型にやや劣る程度。

 特筆すべきは汎用搭載架の採用で、両翼と胴体下部の三箇所にあり爆弾もしくは増槽を搭載し航続距離か爆撃任務か選択できる


 全長10m

 全幅13m

 全高3.6m

 自重1900kg

全備2800kg

 武装20mm機銃四門 胴体、主翼上に250キロ爆弾もしくは増槽を搭載可能。翼端にはロケット弾装備可能。

 最大速力600km

 航続距離3000km(増槽三本使用時)




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https://kakuyomu.jp/works/16816927862106283813/episodes/16816927862107584086

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