審査委員賞『東京ダイダラボッチダイラタンシー』の感想への応援コメント
すげえ。
ここまで読み込んでいただけると小躍りしてしまいます。
ありがとうございます!
あえて説明は省きました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
SFは新規性が大切ですし、勢いのある作品でした。あえて省いたところが良かったです。
ありがとうございました。
『セミが嗤う季節』の感想への応援コメント
この度もありがとうございます。
応募した短編小説新人賞は、400字詰めで25〜30枚とかなり少なく、色々と悩みながら伏線やどんでん返しを盛り込みました。自分なりに結構成長を感じられた作品でしたが、書いていただいたストーリーの展開の速度や主人公以外の犯人像がいるような展開も入れてみる等、まだまだ工夫できることがあったと気付かされました。
受験生となり、今、勉強と部活を両立しなければならない大変忙しい生活を送っていますが、その合間にも創作を続け、カクヨム甲子園などで良い結果を出せるよう頑張ります。
本当にありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきまして、ありがとうございます。
作品はすごくよくできていたと思います。
受験勉強が大事ですね。時間を有効に使いながら、楽しんで創作してください。
ありがとうございました。
『百味修仙美食秘譜 ―その異邦人、食神につき―』の感想への応援コメント
中編作品にも、詳細な感想を書いてくださり、ありがとうございます!
お礼を言うのが遅くなってしまい、大変申し訳ありません。
毎度アドバイス等、とてもわかりやすくて助かります…!
具体的に指摘していただいているので、どこを直せばよいのか見当がつきました。
また書き直しや今後のストーリー展開を考える際に、読み直したいと思います。
繰り返しにはなりますが、こちらへ伺うのが遅くなってしまい、申し訳ありません。
いつも丁寧に作品を読み込んだ上で感想をくださり、本当に感謝するばかりです。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
勉学を優先されればよろしいです。
気が向いたときに、参考程度にしていただければ幸いです。
全体的、ストーリーは興味深く面白かったですね。
あとは、既存作品によくみられるパターンに陥らないことですね。
よくある話を書いてしまうと、パクリではなくとも、埋没してしまいます。
そうならないためにも、自分が書きたいものを書くのがいいと思います。
ありがとうございました。
『夜宵 〜トマトと卵のラーメン〜』の感想への応援コメント
ページトップで見つけて驚きました。このように詳しく感想をいただいていたとは知らず…本当にありがとうございます。
小説の構成や暗喩などの技法については自分もよく知らないことが多いです。今拝読している創作論も一度読んだだけでは足りず、ときどき読み返しに来たりもしています。まだまだ課題も多いですが、これからもっと勉強して、良いものが書けたらいいなと思います。
中華風ラーメンをモチーフにしたので、タイトルやエピソードタイトルも中華風にしてみました。作ってみようかなとのお言葉がとても嬉しいです。
簡単なコメントになってしまい申し訳ないですが、改めて、ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
恐縮です。何かしらお役に立ちましたら、幸いです。
読後と、物語の中に一本筋が通っているところが良かったです。美味しそうでした。
ありがとうございました。
『髑髏夜語』の感想への応援コメント
感想が遅くなってしまい申し訳ありません。
今回も丁寧な感想とアドバイスをありがとうございました!
『格致鏡原』まで読んでくださってありがとうございます。
あらすじにそっと書きましたが、本当に読んでくださる方がいらっしゃるとは思っていませんでした…
毎回、深い考察をしてくださって感謝してもしきれません。
語り手のモデルは唐伯虎なので、本作の舞台となる時代は明が一番近いかもしれません。
四字熟語など、たしかに難しい用語もあって、気をつけなければいけないと思いました。
今後は万人がわかる表現を使いつつ、うまく雰囲気作りする方法を模索しなければいけませんね。
またゆっくり読ませていただこうと思います。
素敵な感想をありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
急がずとも、ご都合のよろしい時間のあるときで構いませんので。
お気になさらずとも、大丈夫ですよ。
なかなか刺激的な作品なので、深く感じ入ろうとしてしまった次第です。
なるほど、明ですか。
万人にわかるものを意識するのは、難しいと思います。
意識し過ぎれば、作品や作風の持ち味を失ってしまうかもしれません。
それよりは誰か一人、読み手を想定して、作品を書かれるといいです。
どんな読書層に向けての作品なのか、といったざっくりとした方向性は必要ですけれどもね。
中国伝奇、ファンタジーを感じられる雰囲気は書けていたとは思います。中国史も長いので、作品の世界がどの辺りの時代を想定しているのか、文章から読み手が想像できるような描写表現を心がけてみてください。
ありがとうございました。
読者賞『令和のカッパ事情』への応援コメント
(*´▽`*)わーい
いっぱいいっぱいありがとうございます!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
喜んでいただけて幸いです。
ありがとうございました。
編集済
ラノベ部門・大賞『タヌキの一期一会』の感想への応援コメント
調布はずっと住んでましたが、駅前北口は甲州街道があって、大きな街です。タヌキの出るような場所じゃないんですけどね~
戦前、戦後なら出たかもですが
あと三鷹方面ならつつじヶ丘が近いですが、こちらも大きな街ですね。
タヌキが出るなら、桐朋学園のあるあたりで南口かな?
(追記)
今は、ではなく調布駅前は都会です。ずっと昔からです。
調布飛行場に戦後米軍が駐留してからずっと賑やかな街です。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
そうなんですね。
いまはもう、あまりいなくなってしまったんですね。
教えていただきましてありがとうございます。
『重ねる』の感想への応援コメント
ありがとうございました。
私は現役の高校生なので、会社の事情など、社会のことは、父など人生の先輩方から間接的に聞いただけな為、細かく指摘していただけ大変助かります。
今回、小説推理新人賞に応募したこと、そして、snowdropさんを始め多くの方々に、落選作ではありますが、ご覧いただきこうして講評を頂けたことは私にとってかけがえない財産となりました。しっかりと真摯に受け止め、次に繋げていきます。
作者からの返信
読んでいただいてありがとうございます。
ミステリー小説を書いて応募するというチャレンジ精神はなくさないようにしてください。
上手く行かなかいときとは、何か不足していたからです。
応募先の情報か、傾向と対策か、作品内容か、プロットか、下調べか。小説の書き方の知識なのか、技量か、運か。
ミステリーを書く意欲は十分持っています。
不足しているのなら補えばいい、それだけです。
ちなみに感想を書いた内容は、ちょっとネットで調べました。
応募していない私が調べて、これだけのことを得たのです。
醍醐潤さまも、調べればいろいろとわかったはず。
創作のために、調べることや検索することを好きになってください。
ありがとうございました。
【エンタメ短編小説部門】短編賞『笑顔のベリーソース』の感想への応援コメント
こんばんは。コメント大変遅くなりましてすみません。
このたびは拙作への大変細やかなご感想、誠にありがとうございました!
まずなにより、羊肉に関する非常に詳細な考察に感服いたしました。
細かな分類別の風味の違い、(ラウルは当然知っているのでしょうが)私はそこまで詳しくなかったので、大変勉強になります。
ここで羊を選択した理由、思い出してみるとおそらく「羊頭狗肉」の言葉からの連想だった気がします。羊を出すことでこの言葉への連想が働きそうだと思ったのと、「羊頭狗肉」では良品の代名詞とされている羊が安物の扱いになることで「グリフォン肉は大変に高級な物」との印象を狙った……というあたりだったかと思います。いずれにせよ、具体的にどんな肉かまでは解像度が上がっていなかったのは確かです。
小道具一つもおろそかには書けないな、と、身の引き締まる思いです。
また、話の構成や語りについても分析をありがとうございます。ラウル一人称の語り、作品世界に適しているとのことでなによりです。
普段からほぼ一人称しか書いておらず、一人称主人公に見える世界が変化していく様子を書くのが好きなのですが、ラウルが身を置く場所が「賞賛はあれども誰からも理解されていない、鬱屈した自由の世界」から「真に『己を知る者』を得た、不自由ながらも輝きに満ちた世界」に変化していく様子が描けていたとしたら、とても嬉しいです。
レナートの過去についても思いを馳せていただきありがとうございます。
本作、最初のバージョンを書き終えた時「書き足りない! もっとこの二人を書きたい!」となってしまい、以降たびたびラウルとレナートのサイドストーリーを書いているのですが(どれも本作ほど練り上げてはいない即興短編です)、それらの中にレナートと国王との出会いの話もあります。
その内容と「レナートは王室に、神の舌を見込まれて招かれた可能性が考えられる」「雇ってくれたことに恩義を感じているから、仕事に誇りをもっているのかもしれない」部分の内容とが一致していて、大いに驚いております……。
それだけ精度高く読んでいただいている証左と思います。あらためて感謝です。
「レナートのような、自分の良さや能力を見抜いて、引き出させてくれる人に出会えたならば、人生は素晴らしいものになるにちがいない」とのお言葉、胸に沁みるとともに、本作のたどってきた経過とも重なって感慨深いです。
本作、カクヨムコンに向けて2回大改稿をしていまして。2回目に際しては、とある感想書きの方に依頼をして改善ポイントを伝えていただきました。
この時にとんでもない量の指摘事項をいただいたのですが、どれも本作の方向性に沿いつつ「であれば、ここが足りないのではないか」「ここに問題があるのではないか」という指摘ばかりで、指摘事項を手がかりに直していくことで、本作は本来あるべき形に仕上げられたと思っております。
(直し前のバージョンもカクヨム上に別途残しておりますが、本感想で重要ポイントとして挙げていただいたフレーズのいくつかが、過去版では欠落していることに恐らく驚かれると思います……)
この話自体が、「目」を持つ方との出会いで磨かれていった経緯を考えると、こちらのご感想、より感慨深いです。
最後に1点質問ですが、本感想の最初の方にある「女性神話の中心起動、絡め取り話法」とは、どんなものでしょうか?
キーワードでWeb検索してみましたが該当しそうな情報が見つけられず、なんのことか気になっております。
あらためまして、このたびは大変丁寧ななご感想をありがとうございました!!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
かなり推敲と手直し、修練なさったことが受賞へとつながったのだと思います。
こころより、おめでとうございます。
中心軌道とは、作品を貫いて描かれる主人公の葛藤の流れです。
女性神話とは、自分自身が本来の姿を認めることで何かへと変わる主人公の話です。主人公が向き合うのは、抑圧されている自分自身です。
なにかしら過去を隠して現在の状態にいる主人公。
そんな主人公に、過去の象徴である何かが現れ、本来の姿へ誘われていく。
やがて現在の状況が悪化。
主人公は過去の象徴である何かを救うため、自身の過去を認めた行動を取ることで過去を駆逐、同時に現在の状態も失う。
主人公は新たな本来の姿、未来を求めて旅立っていくというものです。
ラウルは食品偽造して料理を作っていたが、レナートに見抜かれ、城で料理を作ることとなる。
城が陥落し、デオバルド王に料理を作ることとなり、レナートを救うために過去を認めた行動をとり、最高の一品を作り出す。
レナートとともに毒の入った料理を食べたラウルは、人殺しと共犯者が堕ちる地獄へと旅立っていく。
絡め取り話法というのは、確実に推進力のある中心き小津が存在しているときに組み込まれます。
信頼関係にあるAとBの二人には不協和音が漂っている。
そんな矢先、求心力のある存在Xによって、二人の関係は破綻する。
やがて、Xに関わりすぎたことでAは力を失ってしまう。
Aの存在に改めて気づいたBは、Xと対峙して駆逐する。
Aは本来の力を取り戻し、Bとの信頼関係が復活する。
レナートとラウルは信頼関係にあったが、デオバルド王によって破綻。
捕まっているレナートの存在に改めて気づいたラウルは、デオバルド王と対峙し、料理を作る。
レナートは本来もっている神の舌を取り戻し、ラウルとの信頼関係が復活する。
このような中心軌道に沿って、作品は書かれていると拝読した次第です。
非常に良くできていまして、素晴らしい作品でした。
ありがとうござました。
おはようございます。(^▽^)/
昨夜はありがとうございました。
ここで、勉強って、ずるいかしら…(__)v
作者からの返信
おはようございます。
読んでいただきましてありがとうございました。
何もずるくありません。
何かしらのお役に立てましたら、幸いです。
ありがとうございました。
【エンタメ短編小説部門】 短編特別賞『黙龍盲虎』の感想への応援コメント
こんばんは。カクヨム甲子園の作品だけでなく、こちらの作品にも素晴らしい感想をありがとうございました。
今回感想をいただけて、どこが自分の作品の良い点だったのか改めて確認することができました。
実はまだ受賞した実感がなく、作品の長所もずっとぼんやりしていてわからない状態だったので……
半年前にいただいた感想をもとに改稿したので、本作はsnowdrop様の助言のおかげで受賞できたのだと思っています。
レビューや感想、とても励みになります。本当にありがとうございました!
作者からの返信
読んでいただけましてありがとうございます。
恐縮です。
受賞されたのは、白玖黎様のがんばりがあったからこそです。
こちらこそ、素敵なお話を読ませていただき、ありがとうございました。
【はてなインターネット文学特別賞】『おとうと』の感想への応援コメント
レビューのみならずこちらでもご紹介下さりありがとうございます。
丁寧で詳しい分析に感服しました。小説の手法などを全然知らないのでかえって勉強させて頂きました。
あたたかいご感想、とても嬉しいです。ありがとうございました!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
私はこういうふうに読みました、という感想です。
なにかしらお役に立てたのでしたら幸いです。
素敵な作品でした。
ありがとうございました。
編集済
【はてなインターネット文学特別賞】『おとうと』の感想への応援コメント
おはようございます。
「おとうと」の感想、熱量を感じ嬉しく思います。
こちらだけでも、柊さんに伝えてよろしいでしょうか?
追記 ありがとうございます♪
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
どうぞよろしいですよ。
『勇者様の保護者』終章の感想への応援コメント
こちらにも詳細なご感想を頂きましてありがとうございます。
本作はまさに『魔法陣グルグル』を下敷きにして書いたものです。
『グルグル』は少年少女が主役ですが、子どもたちを見守る大人たちも魅力的に見え、その大人を主人公にしてみたくなったものです。
元ネタを連想させるのは、似すぎていてあまり良くなかったかもしれません。
一番面白かったとのお言葉を頂き、とにかく嬉しく安心しています。
ありがとうございました!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
おそらく、「ファンタジー✕ギャグ」は少ないはず。
なので、着眼点は素晴らしい。
読者を笑わせるのは難しいです。
ギャグを入れ込むのは大変なはずですが、バランスが良かったです。
既視感を抱かせてしまうのは、もったいないと思いました。
下敷きにするのは問題ありません。
既視感を抱かせずに自分の作品に混ぜ込めば、もっと良くなります。
ファンタージからファンタジーを作ると、知っている人に想起されやすいので、違うところから持ってくるのがよかったかもしれません。あるいはグルグルを下敷きにするだけでなく、違うものも入れ込んでみる方法もあります。三つくらい混ぜ込むと、目立たなくなります。
読んでいて笑える作品は、子供だったり10代だったりには向いています。
親が子供に読ませて、ゲラゲラ笑う本が漫画以外にあったほうがいいので、本作のような方向性の作品作りを磨くのも悪くないのではと考えます。
わたしがグルグルを知っていたのは、好きな友達から勧められて漫画もアニメも見たからです。でなければ、気付かなかったかもしれません。
でも、本当に面白かったです。
ありがとうございました。
『潮騒~流氷が着く街で~』の感想への応援コメント
お読みくださり、また、レビューやこのような細かな感想まで書いて頂きまして、心より感謝申し上げます。
何点か回答をさせてもらいます。
「エゾスカシユリのオレンジ」のオレンジについては、確かに表記に悩んだところでもありますが、その前に「海の碧」、碧色と書かず碧と書いたので、オレンジにも色は付けませんでした。漢字表記については全く考えておらず、検討の余地がありそうです。
「せいろ」ですが、中華料理に使用するものではなく、煮干しなどを干す、枠取りされた一畳ほどの大きさのものです。
参考資料
https://www.daily-tohoku.news/archives/46328
漁師町ではよく見かけます。
独白については賛否両論あるかと思いますが、1万文字という規定の中での挑戦でした(笑)是非については読者様に委ねたいと思います。
作品イメージ曲に関しての評価まで頂きまして、嬉しい限りです。
ありがとうございます。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
おっしゃるとおり、「海の碧」と「エゾスカシユリのオレンジ」の対になる書かれ方なので、「色」は書きませんね。
漢字にすると、字面から舞台が北海道だと連想できますが、難読漢字なので余計読者を悩ます可能性を生んでしまいますね。表現の選びは悩みますね。
せいろに関しては工夫の余地があると思います。
「天日干しに使った木枠のせいろ」という書き方はどうでしょう。やや説明っぽいですが、蒸し器に使うせいろを連想する人はいなくなると思います。
独白に書かれたことが、作品を読んでわかるのであれば蛇足になりかねません。ただ、読んでもわからないことが独白には書かれていますので、悪くはないとは思います。
映像のあるドラマだと、ラストに独白を持ってくるのを避けて俳優の演技や表情をみせて余韻をもたせると考えます。
もう少し前に挟めないかなと考えてみるのですが、独白のラストの一文は、最後に持ってくるしかないですよね。
イメージ曲は聞きました。ついでに曲についても色々と調べました。作品にあってると感じたので、いい選曲だったと思います。
こちらこそ、素晴らしい作品が読めてうれしかったです。
ありがとうございました。
『殺し屋ナイツの受難』のまとめの感想への応援コメント
本作にまで詳細なご感想を頂けるとは思わず感謝致します。
昔書いたものを少し前に修正して足りない部分はだいぶ書き足し、特にヌイの出番や終章はそのときに大幅に修正したので、そこは良かったのかと思えました。
自分では必要な設定は最低限書いているつもりでしたが、まだ書き加えられそうなことがあったことに気づかされました。
今も若いですがさらに若いときに考えた設定のため、自分の書きたいものを先行した結果、レンヤの会社などの描写を削って説明不足もあったような気がします。
また新たに足りない部分を意識することができました。
ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
作品全体は面白かったと思います。なので、最終選考を突破して書籍化までもっていくにはどうしたらいいのかを、いろいろ考えてみました。
出過ぎた感想で申し訳ありません。
余計なことを書きすぎている部分があったかと思います。
お話づくりに気を付けることをまとめたものを作ろうと考えているところで、作品を読んで感想を書いたためかもしれません。
お目こぼししていただけたら幸いです。
私もまた、忘れていたものを思い出せたような心持ちになることができました。
ありがとうございました。
『探偵アパート入居試験』を読んでくださりありがとうございました!
拙作へのレビューに加え、物語やキャラクターに対するたいへん興味深い分析を拝読しました。
作者からの返信
読んでいたできましてありがとうございます。
おめでとうございます。
どんな作品なんだろうと読み込んで、感想を書いてます。
事前の調べがいかに大切なのかがよく分かる作品でした。
面白かったです。
『なまくら冷衛の剣難録』おまけの感想への応援コメント
「おまけ」のご感想まで頂き恐縮です。
今回連載するにあたり大幅にシーンを増やしましたので、またどこかの賞に送れないかと思い、美夜の最後を改稿した話でした。
どうしても美夜は罰を受けなくてはならないのですが、その最後を決めかねている状態ではありました。
改稿後はどうなのかと思っていたのですが、このご感想を読んで安心できました。
それにしても仮面ライダー剣まで押さえていらっしゃるのですね。守備範囲がお広い……!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
手直ししたものを応募されるのも、よろしいと思います。
ボチャボチャ言うのは足らぬからと申します。
私の知識など、広くて浅いだけで猫の額ほどもございません。
『ピアニストと刑事』の感想への応援コメント
後半の文章の書き方について大変参考になりました。
私も一、二冊は文章の書き方についての本を読んではいるのですが、初歩的なことができていないかもしれません。
特に接続詞や「~しまった」は乱用している自覚があります。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
私も文章の書き方の本をこれでもかと言うほど読みましたが、読めば良いものではなかったです。『文章力が身につく本』や『文章力が豊かになる本』などもいい本なのですが、あれこれ書いてあるとどれをどう削って良いのか余計迷ってしまいます。
今回書いたことについては、「お話の作り方」みたいなものをまとめる際に書こうと思っていたものでした。
でも、出し惜しみしちゃいけないと思いまして、今回いい機会でしたので書きました。
基本わたしの感想はどれも、読んだ人が自分の作品作りに役に立ちますようにと思って書いているつもりです。なので、普通の感想とちょっと違うわけです。
書き上げて推敲と添削をする際、参考になさって下さい。
『ピアニストと刑事』の感想への応援コメント
ご紹介ありがとうございます。
新人賞の選考委員の批評を読んでいるようで非常に恐縮です。読んでいて、「なるほど」と感じる点が多々あり、大変勉強になりました。これから、もっと色々な点に気をつけながら書かなければいけないなと感じました。
防音の点なのですが、僕の妹が習っているピアノ教室を参考に書きました。教室は、個人が自宅の一部を改装して開かれており、壁は有効ボードでした。しかし、建物に近付くと、小さな音ですが、ピアノの演奏が聞こえて来ていた為、下総にも「エリーゼのために」が聞こえたという設定にしました。
また、新人賞の応募は郵送でやりました。実は執筆当時、家にパソコンがなく、手書きで原稿を作成しました。今はパソコンがあるので、改めて1文字1文字パソコンで入力し、こうして公開した次第です。ご指摘頂いたミスは、公開後に気が付きました。「やってしまった」と頭を抱えました笑 近いうちに訂正します。
良い作家になれるよう、努力を重ねます。ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
選考委員ではないのでお気になさらずに。
私の書いたものは、批評というより感想です。
他人が読んだらこんなふうにあれこれ考える人もいるかもしれない、そんなふうに気軽に思っていただいて、これからの作品作りに役立てたならいいと思って、いつも感想を書いています。
個人宅を改装されたのですね。だから有孔ボードは壁に取り付けて吸音し、少しでも音を軽減させようとピアノ教室の方は思ったのでしょう。
有孔ボードだけでは防音効果は弱いので、致し方有りません。
ネットで応募云々は邪推でしたね。
カクヨム甲子園に限らず、誤字脱字など多少あっても、作品としてよく出来ていたなら選ばれるでしょう。選ばれたあとで手直しをお願いされるはずです。出版社によってはしないところもあるかもしれません。
今のうちにいろいろな失敗をして、失敗から学んでいってください。
醍醐 潤様なら良い作家になれるかもしれません。
勉強とともに励んで下さい。
審査委員賞『野辺の出来事』の感想への応援コメント
これだけ深く読み解いていただけて、とてもうれしく思います。主人公の年齢を35歳、サヤ姉は15年上で50歳で亡くなった、という設定で書いていたので、ご推測の通りです。これを書いた時、私が一番懸念していたのが、小豆洗いかな? とサヤ姉が言った音が、オニグルミを洗う音だったということが、読んだ方に伝わったかな、というところだったので、伝わっていたようなので安心しました。当初、「僕」とアヤが再開して、サヤ姉のエピソードを背景に、2人の物語を書こうとしていたので、最後の指摘にびっくりしました。ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
受賞おめでとうございます。
素敵なお話でした。そうですか、50歳でなくなられた設定でしたか。
情景が浮かぶようでした。
こちらこそ、素敵なお話をありがとうございました・
一般部門・大賞『ダイダラボッチ、顰める』の感想への応援コメント
コメント失礼します。私もこの作品を読んで、現代の東所沢駅前の日常から、一気に1万年後という途方もない時間の飛躍と、その1万年後の荒廃した地球という非日常のイメージに翻弄される思いでした。小説で、読む者にどれだけの心象を与えられるか、と考えると、私はものすごいインパクトを与えられたと思います。一般文芸部門でありながら、SFマインドも備えた作品だと思いました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
発想がすごいなと思った作品でしたね。
東所沢駅前を知っている人が読んだらどう感じたのか、その辺りが気になりました。知ってる人が読んで、追体験できるような作品なら、より凄さがわかるかもしれませんね。
カクヨム賞 『果心居士の食事』の感想への応援コメント
拙作に丁寧な書評ありがとうございます。気づくのが遅れました。
一応、補足しておくと、精進料理が一切衆生、という考えから生まれたかは不明です。恐らくは仏教の殺生禁止に基づいて出来上がったのではないかなと。
あとチョークは石筆という名でこの時代にはありました。忍び道具で即席で書き記さなければならない時に重宝したらしいです。紙は高価なので黒板に似たもので板書していたんじゃないかなあと。
評価とレビューもありがとうございます。
宜しければ同じ世界観、登場人物が活躍する「姫と忍びの忍法帖」の方も時間のある時で良いので読んで頂けると嬉しいです。
ありがとうございました。
作者からの返信
こちらこそ読んでいただきましてありがとうございます。
精進料理は不明ですか。でも導かれた発想は的を得ているような感じがして、着眼点が素晴らしく思いました。
チョークはあったのですね、知りませんでした。不勉強でした。教えていただきましてあるがとうございます。忍者はすごいですね。
時間のある時に、教えていただきました「姫と忍びの忍法帖」も読みたいと思います。
ありがとうございました。
編集済
カクヨム賞 『サラリーニャン にゃん太郎の試練』の感想への応援コメント
コメント失礼致します。
順番に読み進め、やっと自分の作品まで来ました。こんなに素晴らしい感想を書いて頂いて感謝感激です!
。゚(゚´Д`゚)゚。
正直、無意識で書いている部分が多く、こんなに深く考察して頂いた事に驚愕しています!
自分でも、そ、そうだったのか〜(笑)と。
そして、何よりも一番言いたかったのが、この感想が受賞よりも嬉しかった事です。
受賞した事よりも、ここまで深く読んで下さった方が居る!という事に涙しました。
それだけでカクヨム賞の価値がありました。
本当に本当にありがとうございました!
こんにちは。
こんなに丁寧にお読みいただき、さらに素敵な感想レビューを頂き
嬉しいやら恥ずかしいやらで、興奮しております。
構成に注目してくださり、また感情を吐き出す所も何気なくやっているようで
意識して書きましたが……全てお見通しだったのですね。驚きました。
私も紹介コラムを書いていますが、snowdrop 様のようにもっと深い洞察力や
読解力が必要だと勉強になりました。
本当にありがとうございます。m(__)m
感謝を込めて 星都ハナス
作者からの返信
こんにちは、こんばんは
読んでいただきましてありがとうございます。
より良く伝えるには、説明と感情をセットにするといい、と書かれている本もあります。
なので、ここまで面白くなり、よく伝わる文章になるのかと感服しました。
こちらこそ、大変勉強になりました。
ありがとうございました。
【短編小説部門】短編賞『鶴に殉ず』の感想への応援コメント
素晴らしいご考察を賜りまして、御礼申しあげます。
言葉にならないほどに感激致しております。ありがとうございます。物語には敢えて書いていなかった裏設定から、作者が考えてもいなかったことまで……感服致しております。
ひとまわり=八周期。なぜ、お気づきになられたのですか。非常に博学であらせられるのですね……素晴らしいです。この世界観において人は(男が基本になる時代の話なので)八周期。です。
鶴呤の恋心についても言及くださり、とても嬉しいです。ふたりは相思相愛だったとおもっています。だから最後は、割と幸せな終わりのつもりで書いていました。
(鶴呤の誤字は申し訳ないです。何度も読みかえしながらまったく気づきませんでした……お恥ずかしい)
何度も読みかえさせていただきますね。
またご縁を賜れれば幸いです。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
感想を書く際、はじめに決めたことがあります。
作品を否定せず、書いてあるとおり読み、もし今以上に良くできるならどうしたらいいのか作者に寄り添って考えること。
なので、わからないことは調べます。
感想を書くために、作者が考えたことに近づくために幾度か読み、調べ、考えて書いています。
たぶん、一つの作品を作るくらいの労力をかけてるかもしれない。
なのでたまに、もうやめようよ思うことがあります。
感想に力を入れず、その時間と労力を創作にまわしたいとおもいながら、あと一作、もう一作と読んで書いてしまっています。
どの作品も、読んでいたら気になるところがあります。
書き損じたのか、うまく表現できなかったのか、意図的なのか。
大概は後者で、読んでいてもやっとします。
「ひとまわり」は、一般的に10年や干支の12年をいいます。
それは実生活でのこと。
作品世界が現代日本ならばそうでしょうけれど、本作はそうではありませんでした。
表現から世界観が中国っぽかったので、鶴がでてくるのも中国の思想と関係しているのだろうと思いました。
計算したら8年だったので、「ひとまわり」という表現とは合致しなかったので、10年や12年ではないのだと思いました。
そういえば、東洋医学の文献に「女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢の時に体調の変化が訪れる」とあったことを思い出し、8年周期が思い当たりました。
が、「ひとまわりも」とありましたので、ひとまわり以上も違う可能性もあるかもしれないと思い、5年周期も考えました。
素敵なお話をありがとうございました。
このまま励んでいかれたら、今以上に賞を取って大成されるやもしれません。
お体に気をつけて励まれて下さい。
【短編小説部門】短編特別賞『蒼い魚の星座』の感想への応援コメント
拙作を丁寧にお読み頂いて、お星とレビューをありがとうございます!
こんなにじっくりと感想を書いて頂いて驚きました。
私は基本的に感覚で書いてるんです。
ただ今回はホラー風なのが求められてるのかなと思いました。
なのでホラーとライトミステリを組み合わせて創作しました。
北斗の拳のお話は知らなかったです笑
こちらを拝読して、私も勉強になりました。
私の作品にお時間をさいて頂いて本当にありがとうございました!
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
非常に楽しむことができました。
素敵なお話をありがとうございました。
カクヨム賞 『アラゴナイトの庵 〜なごみ飯をあなたに〜』の感想への応援コメント
snowdrop様
この度は素敵な感想&紹介をしてくださいましてありがとうございました!
とても嬉しいです。
何回も読み返して宝物とさせていただきますね!
自分ではとても感覚的に書いていまして、今回は楽しんで書いておりました。
その一つ一つを丁寧に読み解いていただけて嬉しいです。
最後に仏様と結びつけてくださりありがとうございました。
そして詩琴玉里は救われたと思っていただけたこと、そう感じていただけたことにほっとしました。ありがとうございました。
明日になってしまうかもしれませんが、私の近況ノートでこちらの作品のことを宣伝してもよろしいでしょうか。
改めまして、温かい応援をありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
楽しいでお話でした。
宣伝するのはご自由に、かまいませんので。
こちらこそ、素敵なお話をありがとうございました。
『マッチ売りの少女』の感想への応援コメント
レビューをありがとうございました。
適確に、また綿密に、更には作者(ワタクシ自身)の思いを感じていただけて
嬉しいかぎりです。
応募したのは初めてでした。
カクヨムに参画してから、書き始めたばかりの頃です。
書きたいことは山ほどあるのですが、なかなか文体が決まりません。
今後も、てきびしくバリバリ感想を言って頂けたら幸いです。
作者からの返信
読んでいただきましてありがようございます。
作者の書きたい思いが溢れた作品でした。
作品にはこうした「思い」が大切なのだと思います。
本作は、第三者が聞いた話にすると、まとまりがあったかもしれません。
ようするに、誕生日に大将の店でお酒を飲みながら昔話を紅として結婚したという一連の話を、聞いていた人(理想は子供)がいて「それからどうなったの?」みたいに聞いて話しながら楽しくクリスマスのケーキに火を付けて終わる。みたいな。
偉くもないのに偉そうなことをいいました。
感想ですので、参考にでもしていただけたら幸いです。
編集済
『クルシェは殺すことにした』終章までの感想への応援コメント
snowdrop様
詳細なご感想を頂き、ありがとうございます。
ご感想を書いてもらった私がレビューで星をつけるのも、いいのかどうか分からないのですが、内容的に大変参考になりましたのでここは平に。
頂いたご感想はクルシェだけでなく他の物語にも応用できる内容ですので、これを教訓に書き続けていきます。
ただ、このご感想を読むのがここ最近の日課になっていたので、終わってしまったのが寂しいですが、ありがとうございました。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございました。
同名タイトルで再度応募されるのでしたら、以前と違うと思わせるほどになっていなければ、出す意味がないと聞きます。
作家にとって作品は「我が子同然」とよく言われます。他の子ばかり考えてしまえば傷つきますから、我が子を大切にしなくてはいけません。そして、親は子供とともに成長していくものです。
一緒に励まれることを切に願っています。
ありがとうございました。
『クルシェは殺すことにした』二十話までの感想への応援コメント
お読み進めて頂き、大変感謝しています。
あまり私がでしゃばるのは良くないかと思い、コメントを控えていましたが、私の好きなアクションのシーンが関係するためお許しください。
私は時代小説を読むのが好きなので、室内で刀を振り回すことにおかしいのは気付いていたのですが、完全に見映えの問題です。
とは言え、さすがに室内で上段に構えるギアーツについては、改めて指摘されると違和感がありますね。タダシゲ先生は何を教えていたのか……。
柴田錬三郎さんの小説に出てくる、上段構えの胎内刀をモデルにしたため、齟齬が出てしまったようです。
こういうところでリアリティが無いと、物語の魅力を損なってしまうのでしょうね。
また、酒場の営業形態についても、私が深く考えていないことまでご考察していただき恐縮です。
次からは、物語に描かないまでも、少なくとも自分のなかでは練っておく必要があると考えさせられました。
ソウイチについては触れないでおきます。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
一読者として、楽しんで読ませていただいてます。
眠狂四郎か御家人斬九郎かしらん。
私は時代劇をよく見てきました。なので、室内では振り回さず庭や外に出て切り合う殺陣のシーンを映像でみているから、気になるわけです。
天井が高ければ、上段の構えをしても問題ないと思いました。
なので、天井はどれくらい高いのかが気になった次第です。
洋風の建物は天井が高く作られているとは思うので、大丈夫かもしれないけれども、〈巡回裁判所〉の刀はひょっとすると想像以上に長いかもしれないので、上段に振り上げるのは難しいかもしれないのかなと心配になりました。
高さより広さも、問題かもしれません。
ベッドが並んでいる二人部屋で大人が4人いるなか、二人が入り、そこで殺陣すると動けるスペースは限られていたと思うので、〈巡回裁判所〉の人たちはかなり苦しかったでしょう。
宿泊してるところにリビングがあれば、高さも広さもあって、戦いやすかったかもしれない。ひょっとすると、ハチロウに破れたのは場所のせいもあったかもしれない、と思えてきます。
私は書いてあることから、正しいかどうかは置いといて、こんなふうに読んでますよ、という感想です。
作品作りに何かしら参考にしていただけたら幸いです。
はじめに原画や設定資料集をつくってから作品をつくるのも、一つの方法です。
『クルシェは殺すことにした』五話までの感想への応援コメント
snowdrop様
この度は、このような場を設けて頂いたこと、
また詳細な感想を頂きまして、恐縮ですが大変感謝しています。
拝読するには勇気がいりましたがご心配なく、
私の心臓は幸福な王子のように鉛でできています。ちょっとのことでは砕けません。
王子との違いは、私の隣にはツバメさんがいないことですが。
唯一褒められているタイトルについては自信があります。
何と言ってもパウロ・コエーリョの名作、「ベロニカは死ぬことにした」を
パクっ……参考にしたのですから。
まず序章から第五話までの流れについて、こちらの意図としては、
序章で簡単なアクションで興味を引きつけた後、
ご指摘されているように「水華王国のカナシア」という場所が舞台であること、
架空の国名を出すことで異世界ですよ、と明示することが目的でした。
ご指摘されている内容については、もっともだと思わされることばかりです。
ただ、特に痛いところを突かれたな、と思ったのは、序章の一行目からのお話です。
確かに書かれている文章から、登場人物が「アンドロイドかロボット」などと
「邪推」されてもおかしく無いのかもしれません。
本作が新人賞の二次選考落選した際の選評にも、
「情景描写が足りないところがある」と指摘されていました。
私は以前にも、どのような世界なのか描写が足りない、情報の出し方が苦手、など
ご指摘を受けたことがあります。
本作はその経験を活かして情景描写を多く描き、登場人物がどのような場所にいるか、
どんな状態であるかを、詳細に書いたつもりです
そのため選評で情景描写が足りないと指摘されたときは、
「こんなに行を費やして街の様子も書いているじゃん?
部屋のなかに何があるかも書いて、人物が立っているか座っているかも書いているのに?」
と思ったものです。
しかし、snowdrop様のご指摘を受けて考えたのは、
私は確かに自分の頭のなかの情景を詳細に記載していますが、
初めてこの物語を目にする読者の方は、そもそもどのような世界であるか、
いつの時代かなどが分からない、必要な情報が提示されていないのではないかということです。
私のなかでは、世界や時代設定が固まっており、その世界を詳らかに描写したつもりでも、
前提となる世界の情報が無いまま物語が始まっては、「邪推」されるのも仕方がありません。
私は、前に情景描写が足りないと指摘くださった方の言葉をただ字面通り受け止め、
自分の頭のなかを丹念に描いたつもりになって、文章から読者が得る情報との乖離に
気付かなかったのかもしれません。
snowdrop様のご指摘でそのようなことを考えさせられました。
長々と失礼しました。
なお本作は十一万文字ほどあり、現在の進捗は一万五千文字ほどです。
感想を頂くことは大変ありがたいのですが、決してsnowdrop様ご自身の執筆や、
他の方の作品を読む時間に影響のないようお願い申し上げます。
改めて感謝致します。
ありがとうございます。
作者からの返信
読んでいただきましてありがとうございます。
面白そうな作品だと読ませていただきました。
私はどんな作品でも否定したくないので、まずその作品を好きになって感想を書くよう心がけています。なので、褒めつつもこうしたらもっと良くなるかしらんとお節介じみた事を長々書いてしまい、申し訳なく思います。
タイトルから、読者に面白そうだと思わせるのは大切です。私もパウロ・コエーリョ作品は読んでおります。なので、影響を受けてご自身の作品の糧とされている点は、誇っていいと思います。
パウロの作品に『第五の山』があります。プロローグには紀元前八七〇年のフェニキアについて書かれ、二人の男が馬小屋に隠れており、「彼らはあと二、三時間後に死ぬことになっていた。」で終わって本編、彼らの会話から物語がはじまります。
『クルシェは殺すことにした』を読んだとき、序章に世界観の説明をしてから、一話冒頭はクルシェのソウイチをうっかり見失ったと呟きながら探して行く場面から始まり、男たちの会話を耳にして急ぎ向かうと目の前でソウイチが倒れていて、死んだかと思ったら生きていたという展開から銃撃戦になって行く流れなら、読者ははじめから主人公のクルシェを追いかけて読んで行けるのでは……と、思いました。とにかく主人公を早く出して、読者にわかってもらわないといけませんし、読み進めてもらうためにも動きのあるシーンからはじめるといいですよね。けれども、あれやこれや横から口を出すのは作者である小語様に失礼に当たるので、一読者の感想に止めつつ、書いてあることしか読者にはわからないことだけでも伝えたかった次第です。
ソウイチが時刻を告げたのは、おそらく依頼が今夜中だったのではと推測します。もしそうなら、時刻より「今夜中に終わりましたね」というようなセリフでも良い気がします。ひょっとすると、何かしらのトラブルがあって依頼遂行に時間がかかっていたのかもしれないと考えると、場面やキャラクターがいろいろなセリフを言ってくれるのが浮かびます。
邪推というのは「私の勝手な妄想」で、こんな見方もできますよ程度の意味合いです。悪意はないです。
場面などが気になるのは、私が以前、漫画を描いてから小説を作ったことがあるからかもしれません。
小説の情景描写は、一般の光景を描写するのとは違い、書き手やキャクターの主観を盛り込むことができます。おかげでどんな性格をしているのかが読み手にも伝わります。セリフは嘘をつけても、登場人物の動きや演技には嘘はつけません。状況や出来事は大きな状況から中くらいの状況、小さな状況の順番に書くことで、読み手に舞台や場面のイメージをもってもらい、登場する人や物の具体的な状況や動きを伝え、話を中心に絞り込んでいくのは御存知の通りです。
描写の練習は、散歩しながら、または乗り物に乗っているときなど、見えているものを頭の中で文書化するのがいいです。その時はなるべく主観を交えず客観的を心がけます。
小説に用いるときは、読み手にリアルに思い浮かべてもらうために描写と現実との差を少なくして登場キャラの主観を混ぜるといいと思います。
こちらこそ長々と書いてしまいました。
時間を見て、また読ませていただきます。
体調に気をつけて、励んでください。
読者賞『ダイダラボッチの砂遊び』の感想への応援コメント
こんばんは。お邪魔いたします。
ご感想拝読いたしました。
あの、ダイダラボッチの砂遊び内では、サウンドアートではないような気がするのですが。(^_^;)。似ている文字ですし、作者様が別に意味を持たせているかもしれません。誤解でしたら、ごめんなさい。
作者からの返信
読んでいいただきましてありがとうございます。
ご指摘、ありがとうございます。サウンドアートではなく、サンドアートですよね。誤字です。申し訳ありません。
サンドアートを通じて自然の風景を創り出す様子が、ダイダラボッチが自然を創り出す伝説と重ね合わされた作品ですね。
ありがとうございました。