登場人物

〇主要な登場人物(群像劇ですので、重要な登場人物が多いです。)


《緑の国》


ミレーネ姫 ー 緑の国エトランディ王の娘。14歳の誕生日に城で起きた恐ろしい事件により最愛の母と視力を失うが、不思議な首飾りの石の力に助けられながら生きて行く。清楚で賢く美しいプリンセス。髪質は柔らかくロング。


ミリアム王子 ー 緑の国のプリンス。ミレーネ姫の弟。0歳。巻き毛が可愛い。


ジュリアス ー ミレーネ姫の母方の従兄弟。17歳。勉学に秀でており、ミレーネの家庭教師を努める。背が高くさわやかな印象。真面目すぎるのが欠点。幼い頃から、従姉妹であるミレーネ姫に淡い恋心があるが、隠している。


ポリー ー ミレーネ姫の母方の従姉妹。ジュリアスの妹。12歳。ミレーネ姫の話し相手。武術のセンスあり。お転婆で直情型かつ健啖家。


エトランディ王 ー 緑の国の王。最愛の妃ロザリーを何者かに殺されてしまう。母を亡くしたミレーネとミリアムに深い愛情を注ぐ。


マリオ ― ジュリアスの幼馴染。絵画の才能がある。


民政大臣 ー 民からの陳情処理など国内の治安を担当する。ジュリアスとポリーの父。


ナタリー ー ジュリアスとポリーの母。亡き妃ロザリーの姉。3人目の末っ娘アンはまだ1歳である。


外事大臣 ー 外交・軍事を担当する。約25年前、ナタリーに熱い想いを抱いていたが拒否され、地主の娘と結婚した。アリの父。


アリ ー 武官見習い。ジュリアスやマリオと元・学友。外事大臣の息子で、常に自分が偉くて優れていると考えるナルシスト。


タティアナ ー ミレーネ姫やロザリー妃付きのベテラン女官。


アイラ ー ミレーネ姫やロザリー妃付きの若い女官。



その他に文法大臣や、近衛隊長、近衛副隊長、近衛ウォーレス、従者ボリス、女官ジェインなど、まだまだ主要な人物が存在しています。もちろん、得体の知れない影の者たちも……。


そして、プロローグの若者はいったい誰なのか?判明するのは、ずっと後のお楽しみに。それでは、いよいよ第一話の始まりです。







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