第34話
更級「なるほど」
向ヶ渕「なぁ~~に余裕綽々ぶりは~~、警察は来ないよ~~呼んでないし」
更級「依頼者には、我々と連絡出来なくなった際、居る可能性がある場所の候補は作ってありますよ」
稜子「はぁ?」
明「だーかーらー、ここもその一つなんだよ」
向ヶ渕「んなぁ?!」
その時、外から声がした。
「こちら警視庁捜査一課、東紀之だ、犯人に告ぐ、無駄な抵抗はやめろ!」
向ヶ渕「く、くそ、稜子さんと、正太郎くんは逃げなさい!!」
稜子「で、でも」
向ヶ渕「行きなさ~~い!!」
稜子と正太郎という女の子はあわてて逃げた。
東「そんで、探偵どもテメェらにも話はあるぞ!!」
更級「ガチキレじゃないか、逃げるか」
明「コラコラ」
二時間みっちり叱られ、夜中に警視庁を出た。
向ヶ渕の証言により、性別を変える方法がわかり、世の中では、「性別変動時の法律」が制定された。
あと、船木正太郎と船木稜子の遺体が、高尾山の山中で見つかった。自殺したのだと思われる。
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