第30話第三章最終回

阿岐斗「先輩、おめでとうございます」

ハナミツ「ほんとにおめでとう」


彩夏は、俊乃と渋谷で結婚式をした。

結婚するかどうかは、迷いもせずに結婚した。

例えとし君が女の子だろうとも、私は、彩夏は、昔から好きだった人と一緒になりたい、そういう気持ちでいっぱいだった。

わたしより、両親や、とし君の方が号泣していた。

ハナミツ「ふむふむ、良い結婚式だなぁ」

阿岐斗「そっすね」

ハナミツ「次は君たちの結婚式を楽しみにするよ」

阿岐斗「え、な、なななな、なに、いってんですか?!そ、そんな軌条先輩とは…」

軌条「ん?」

阿岐斗「…」

軌条「とりあえず、あとでプロポーズすっから」

阿岐斗「(声にならない叫び)」


あと、そのあと、アクロバティックにダンスしていたダンサーが壇上で女体化してみんなビックリしていた。

譜久村「そういうパターンもあるのか、なるほど」と一人だけなんか達観視していたのは流石だった。

誓いのキスを濃厚なのにしたら、とろんとした目付きのとし君が出来上がったけど、後悔はしていない!!



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