第22話 「箱」の勇者

能力名は「貪欲なる玩具箱」グリードボックス。「欲望が詰まった玩具箱」。ラジコンで操れるガジェットが詰まった荷車。仲間の盾になり移動手段、補給、逃げ道確保に自爆する。通信局にもなる。歩兵サポートに特化している。

そもそもの概念はダンジョンにおいてあるトラップ、人食い箱ミミックからで初心者殺しとも言っていいほどハマる確率が高い。

悪魔ミミックは6種類の属性をバルーン、シャワー、ランブルボム、アローをランダムに同時展開する。絶対不可避のトラップ構造になっている。他にもツーサイド、ダブルアクションなどなどが詰め込んである。

補給物資線を暗号化し敵にワザと盗ませて爆破し狼煙を上げることで敵の位置を把握したりする。箱は仲間がわかるようにロゴが刻まれており、仲間には補給、回復、敵にはダメージをと工夫されている。

レベル1程度はビックリ箱で箱の中からパンチを喰らわし混乱させるものだが、レベルが上がるにつれ、そのトラップも凶悪になる。もちろん本当に手に入るお宝も準備しないといけず、意外と手間がかかる。

実はメダルも集めており、それを景品と交換することもやっている。お宝の勇者の別名もある。彼のコレクション、博物館には様々なダンジョン攻略アイテムが眠ってる。

トラップを仕掛けるさえはプログラミングの概念が役に立ち、もしも素通りしたら罠にはまる。でなければ宝箱を開けても罠にハマるという風になる。

勇者は特殊な身分により、その特殊性か普通の武器を装備できないなどの条件が発生する。よって創意工夫をこなし箱を武器にできたのが、「箱」の勇者である。悪魔ミミックを使ってる時点でカース(混沌)システムが作動しており、神格化を果たすにはとなる。

憤怒の力、一枚の設計図から確率論的に情報を漏らし、敵都市の研究者に作らせて、何らかの方法で失敗し都市を全滅させる。




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