第21話 天罰術式

神様の最後の贈り物ラストギフトは神の声が聞こえるもののみに与えられた特権ルールであり、最初は自分を批難する悪口で次第に仲良くなると助言、高度な知識を教えてくれる。声が消えるころにはいつの間にか専門家になっていたと。実際にはどう使うかというと一行ルールを制定し、それを遵守させる。罰則を管理するといったものである。このルールを作るには大勢の人が必要で不満箱を設置する必要がある。それを読んで団体の中で喧嘩しないよう公平なルールを設ける。例えば、「暴力暴言反撃しない」このたったの一行を管理するだけで制定者は武力による罰則で喧嘩を収めないといけない。これを破ると制定者に力が宿る「断」属性が加わるのと仲間全員から犯罪者へ攻撃が加わるなどになる。ここに記されてる暴言だがじつは曖昧で悪口程度なら数回往復すれば勝手に収まるなど意外と処理できないことも多い。次に男女交際前のルールとして「お互いに複数人交際していい」はどうだろうか?お互いの頭の中に恋愛減点表が作られ減点方式で一年付き合うことになり磨耗する。不満は×4倍ぐらいで加点は+2点というようにひとつでも不満があると、その彼氏彼女とは別れる。二頭追うもの一頭も得ずというようにね。この一行ルールには必ず天罰が下る罰則される方式がある。それを言葉にして相手に教えることで規則正しい生活を送る。

天罰術式は誰もが相手に裁きが下る願望のようなもので、確実にダメージを与える方法は未だに存在しない。よって未完成なものが多く。そのルールを遵守する必要も無い。ルール管理者が存在しない口だけのルールなんて意味をなさないからな。

神への祈り、聖歌隊とは?思念はエネルギーであり、それを平和への祈りを捧げる事で、呪いから代わりに身を守ってくれるというもの。タダ歌を歌えばいいというものではなく。例えば皆、ツイッターをやってるとしよう。そして何気ない言葉に感動したり刺さったりして喜怒哀楽やこの言葉で助かったと、知識提供ありがとうとなる。我々はなにもできないけど知識を一言提供すれば、助かる命があると信じて、歌や声に出して、または毎日教会へ祈ることで、イベントが発生する。そのイベントに対応するために我々は日頃から己を磨いている。







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