第3話 職業「悪魔召喚士」

悪魔には種類がある。人は魔を降臨させることができ、人を殺すとき悪魔の囁きが聞こえ、あなたはその声に従うと魔が差し犯罪する。その形相は悪魔そのものである。犯罪心理学を元に作成されたマスコットであなたの名前の横にパラメーターとして記号が表示される。例えばピクシーだったら羽虫のマークが横に表示される。


「ピクシー」恋愛や嫉妬の感情を元に犯罪をする

「ポルターガイスト」音や振動に過敏に反応し犯罪をする

「ミミック」好奇心による事故で死亡する

「ルシファー」裏切りや正義によって犯罪をする


ミミックから説明すると、武器形状は「箱」で救急箱や補給箱、ZIPファイルが武器になる。救急箱の近くにクレイモアを設置してトラップを仕掛ける。また海賊対策として補給箱をワザと盗ませ、爆発の狼煙を上げることで敵アジトがわかる。戦術クラスは部屋をダンジョン化させて、戦略は兵站活用し、補給線を暗号化する。


精神がパラメータ化された世界では、伴侶の精神ストレスがある一定を越えピクシーマークがつくと、男はキャバクラへ通えなくなる。犯罪予防プログラムが働くから、これを悪魔召喚プログラムと呼ばれる。

そもそも悪魔とはモンスター合成から生まれるキマイラのことで、デジタル社会にも精神記号が作る化け物がいることから、そいつに体を定着させるために、絵師というのが存在していて、分類している。





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