第32話 NYの怪事件【屋敷編】

慎吾達が門の横にある策から庭と屋敷の様子を伺っていると、階段がある正面玄関のドア前で、逃げたスライムが1匹、ウロウロしていた。


そして、5分後、スライムの身体が上に伸びていき、段々と人の形に変形をしていき、変形が終わった頃、目が赤く光った。


その姿は5歳くらいの女の子の姿だった。その姿で辺りをキョロキョロと見回して、目を扉に近づけた。


すると、扉が自動ドアのようにスライドをして開いた。


慎吾 セキュリティドアのようだな。どうする?


慎吾達が10分くらい、その場で悩んでいると、門から声がした。


Hey!(おい!)


スノー 上!


全員が上を見上げた。


門の柱の上に設置されていた鳥のような銅像が実体化していた。


Can't you guys enter?

From a while ago, it's annoying!

(お前ら、入らないのか?)

(さっきから、うろうろと目障りだぞ!)


小山 ど、銅像が喋っ、喋った!


紫々森 you can talk, thank you. I want to avoid fighting if possible. What are you guys doing there?

(話せるのなら、ありがたい。闘いは避けたいからね。君たちは、そこで何をしているんだ?)


We are gatekeepers. The suspicious person is repelled

(俺達は門番だ。不審者は撃退する。)


紫々森 Then how can I get it through?

(なら、どうすれば通してくれるんだ?)


It's easy. It's a secret word

(簡単な事さ。合言葉さ。)


If you don't know, just eat you here

(知らぬなら、お前達をここで食うだけだ。)


慎吾 wait! I just forgot a little. Can you give me a hint to remember?

(待った!ちょっと忘れただけだから。思い出すのにさヒントとかくれない?)


怪鳥が2羽、顔を見合わせて話し合った。


Would be good. The hint is the one ranked first in the weekly magazine Playrose, which has a history of Makai 4261

(良いだろう。ヒントは魔界歴4261年の週刊誌プレイローズに記載されていたランキング1位の物だ。)


慎吾 分かるか!そんなもん。

スノー、分かる?


スノー(分かるわけないでしょ!ちょっとマスターに聞いてみます)


スノーが零時にコンタクトを使った。


零時・・・んっ?それならな、あ、待て!・・・


スノー・・・マスター、忙しいの?てか、何してるの?・・・


零時・・・俺は今、FXとゆうものをしている。ここだとゆう時に売買で大儲けだぞ!ワハハハハハハ~!

ぬわー!下がりおったわ!バカものめ!

あ、でだな、答えは多分、肉だ!・・・


スノー・・・了解。でさ、この怪鳥、何なの?銅像からデカイ鳥の化け物に変化したけど・・・


零時 ・・・ヨッシャッ~!取り戻したぜ!

そいつは、多分、ガーゴイルだ。俺の城にいた奴等は強かったぞー!

出来たら仲間にしたい所だが。契約しているガーゴイルなら、もう無理だろ~・・・


とゆう情報を貰い皆に話した。


慎吾 こんな時にアイツ、そんな事をしてるのか!?お土産は、無しだね!


ガーゴイル is the answer yet?

(で、答えは、まだか?)


慎吾 The answer is meat!

(答えは肉だ!)


ガーゴイル hat's correct! Alright, go through!

(正解だ!よし、通れ)


門の扉が開いていく。


そして、屋敷の扉前にようやく、たどり着いた。


慎吾 次は赤い目だよな?どうする?


紫々森 とりあえず、屋敷の周囲を見回って窓とかから入れないか?を探っては、どうだ?警察が突入前にする基本だよ。


紫々森の提案で慎吾と紫々森が右側から行き、スノーと小山が左側から周る事になった。


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