第18話 部隊結成

零時(農業大学1年生)19歳

2ヶ月後の10月になると秋の実りがあり、廃校になった校舎周りには紅葉と栗が下に落ちている等の現象が起きていた。


たまに、工事業者のような人が出入りをしていたが、零時達の活動は週1回の1時間だけで終わっていた事と結界の効力もあり、誰にもバレずに活動が出来ていた。


そうした10月20日の事、【Last Night】の全員が転移魔法を覚えて自宅から廃校まで瞬時に移動が可能になった。


そして、全員のレベルが10を超えた時、零時は部隊結成を提案した。


リーダーに選ばれたのは美羽、章典、慎吾、スノー、桃、光矢であった。


それぞれに得意な事を活かして


零時(19)ギルドのリーダー兼魔王

全体の調整と指揮を担当


美羽(19)【資源維持部隊】の部隊長に

主に魔花を育てる農業と料理を担当する部隊である。


章典(19)【魔導具開発部隊】の部隊長に

主に魔界の魔商人と交渉して必要な物を開発と作成する部隊


慎吾(19)【経済管理】の部隊長に

主にギルド全体の金銭を管理、保管する部隊


スノー(23)と桃(14)【動物管理】

主に動物について研究と調査、飼育を管理する部隊。


【Last Peace】のメンバーである

・光矢(20)友(20)絆(20)男組

・未来(20)華音(20)女組

は、【音楽担当部隊】に

主に娯楽担当でギルドメンバーの盛り上げ部隊に決まった。


そうした10月30日(月)の事、零時達がいつものように大学で授業を受けていると、空から大きな音が響いてきた。


雷のような電気が曇から何度もこぼれ落ちてくると曇が中心が渦を巻いていき、そこから、長い何かが、都市に落ちていくのが見えた!


それを見ていた女子大生の1人が騒ぎ出した。

 

教授!あれ、見てください!


何だ?変わった雷だな~?


次の瞬間、大学のどこかでガラスが割れる音がした。


キャー!


とゆう悲鳴が1階の方から聞こえてきた。


皆は、ここで待機だ!わたしが見てくる!


ざわつく教室に大きな声で教授が生徒へ指示をした。


美羽 何だろうね~?




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