第15話 血成 Gilde

第1の覚醒【本能】の行動が終わると次に理性が戻り、全員、服を着始めた。

そこへ零時が来て、全員の魔力暴走を抑え、知性を戻した。

知性を戻すと全ての世代が20歳の若々しい姿になった。

そして20歳以下の人はそのままの姿で魔力が宿った。


きゃー!アタシ、若がえったわ♡


俺もだ!何だよ?これ、夢か?


零時 皆、聞け!魔人になると寿命が遙かに伸びる!その為、体の細胞は活性化し若い時期を維持する。

そして、気づいたか分からんが身体的な能力も上がっているはずだ。


が、しかし、その事に溺れれば力は暴走する。だから、これから話すルールーをいくつか覚えて欲しい。

申し遅れたが、俺はお前達を魔人にした零時とゆう者だ!

ここは俺達の拠点である。


呑みこむには時間が必要であろう。が、これは現実だ!勝手をすまないが、将来的には世界を魔素で包むつもり故、その第1歩と思ってくれたら良い!


そして、今の拠点(一軒家)には全員が入る程のスペースは無く、魔人としての暮らし方、むやみに人殺しをしない事。

等のルールを伝え、各自宅へ帰ってもらった。


中には小さな子供がいる母親もいたが、子供や家族を魔人にするかどうかは個人に委ねた。


そして、美羽の好きなバンド【Last Peace】のメンバーだけ、拠点を守る役割を担い拠点に住む事になった。


住む事になったのは

リーダー兼ベース担当の

『光矢』 男 元25歳→現在20歳


サブリーダー兼ボーカルの

『友』 男 元25歳→現在20歳


ギター 兼 作詞作曲担当の

『未来』 女 元24歳→現在20歳


ドラム

『絆』 男 元30歳→現在20歳


キーボード兼サブボーカル

『華音』女 元28歳→現在20歳


の5人だ。


そこで、光矢からギルドとして組織的な活動を目指してはどうかと提案され、ギルド名を決める会議が3日後の8月18日(水)に開かれた。



【魔界の現況】

一方、その頃、魔界では勇者一同が南の魔王ミルバの城にたどり着いていた。


はぁ、はぁ。ようやく、城の外が片付いた。

さすがにキツイぜ!


勇者一同が城の門を開けると、門番のオークが2体、立ち塞がった!


勇者一同が後ろに飛び、オークの一撃をかわした。


ぬー、シツコイ人間め!ミルバ様へは指1本触れさせんぞ!


オークが3メートルはある大斧を上から下に振り下ろし、地響きをさせたが、勇者一同は上に逃げ炎の魔法を放ってきた。


それを、もう一人のオークが大槍をクルクル回し風を作って防いだ。


・・・門番よ。もうすぐ東からコールの援軍が来る!耐えるのだ!・・・


・・・はっ!・・・


ええい!うっとおしい豚野郎だ!くらえ!


勇者の仲間、剣士が無数の剣を自身の後ろに出現させた。


剣の舞い!


放たれた無数の剣がオーク兵の鎧と体を貫いていった。


グアー!


しかし、オークは片膝をつき、武器で体を支えながら、コールドブレスを放ち、更に時間を稼いだ。


が、10分後、あえなくやられてしまった。


門番2体で、この強さか!一旦、回復に戻るか?


いや、また門番や残党に道を塞がれては厄介だ!回復薬を使い、先に進もう。魔力はどうだ?まだ持ちそうか?


魔王様!門番のオーク兵がやられてしまいました!


城外から門へ向け弓兵の波状攻撃に移れ!

コールは精霊の力でレベル100まで弱体化し負けたが、俺はそうならん!コールと異世界で会い、記憶を探れたのが幸いであった。



そして

【現世】


名前はいくつか候補が上がり、仲間による多数決で仕事等が終わる時間の夕刻過ぎの夜に決まった。


ギルド名は提案者のバンド名Lastとマスターである零時→深夜とゆう発想からMid Nightが重ねられ


【Last Night】略称【LaN】に決まった。


零時 うん。良いね♪じゃ、次の段階に移らなきゃだな!


慎吾 次の段階って何だよ?てかさ~、乱交するなら、俺達も呼べよ~!


章典 マジ、それな!華音ちゃん、Fありそうだし♡


零時 次は、参加できるよ!もっとデカイ建物が必要になるから!

今は使われていない山奥の廃校を使おうと思う。


美羽 バレたら警察が来るんじゃない?桃ちゃんがいたら、章典、死んでるよね笑


零時 だろうな。だが、迎え撃つさ!

そして、気がかりなのは人間ではない。この星の魔力値が増えてしまったからな。次段階で気付かれそうだ。


章典 桃は呼ばないで!

で、誰にだよ?


零時 桃も、もう知って良いと思うがな!とゆうか家では、そうゆうマンガを読んでおるし。

世界の間を管理する者。天界の物達だ。


美羽 マンガは良いの!でも、実際にやるのは高校生までは、ダーメ!

天界って神様とかいるの?


零時 だ、そうだ!

どうしてもの時は外で見張りをお願いしようぞ。

あれが、神様とゆう名前かどうかは分からんが、天界の統治者と配下はいる。




























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