第7話 魔花不思気
それから、1ヶ月後の4月15日
零時達は、その間、ギャンブルで資金稼ぎをし、貯金は1500万円程になった。
そして、美羽、桃、スノーは拠点で零時に任された花の管理をしていた。
桃 あっ、コスモスが咲いた!黄色のコスモス♡
美羽 これ、コスモス?
スノー・・・二人とも下がって!・・・
スノーが『ウゥ~』と唸りながら、後ずさりをしはじめた。
花が徐々に大きくなっていき、コスモスの花に口が現れ牙が生え、続いて、葉が鋭い刀のようになっていった。
スノー・・・主を呼ぶ!・・・
桃 なんじゃ!これー!
スノーが遠吠えを使い、零時を後方に呼び寄せた。
ほぅ。やったか!これぞ、魔界の花だ。因みに肉食だぞ。食われるでないぞ!
美羽 えー!早く言えー!
魔花はギエー!とゆう変な声を出し、刀のような葉で攻撃をしてきた。
それを零時がハリケーンで相殺した。
美羽、フラワーアレンジだ!アイツの魔力を残したまま、普通の花に戻せ!
う、うん。分かった!やってみる!
魔花は続けて口から美羽に向けて液体を飛ばしてきた!
それを桃がカブトムシの強化盾で防いだ!
桃 ウゲー!コイツのつばで盾が溶けたよー!
零時 スノー、コールドブレスで奴の口を塞げ!
・・・了解・・・
スノーが口を開け、絶対零度の息を吐いた。
そして、美羽のフラワーアレンジが効いてきて魔花の身体は徐々に小さくなっていき、普通のコスモスの花になり、中心から黒いガスのような物が吹き出てきた。
零時 成功だ!これが魔素だ。これが空気中の酸素と合わさり徐々に赤く変化をしていくのだ。
美羽 ハァハァ、やったよ!
逆のコントロールが難しかったよ~。
桃のレベルが65に上がった。
スノーのレベルが65に上がった。
美羽のレベルが40に上がった。
うむ。皆、良くやってくれた!しかーし、次もあるぞ。
基本訓練はやっておいてくれ。
うーん♪まだ少ないが、久々の魔素である♪
零時 ちなみにな、コスモスの花言葉は調和である。魔力と空気の調和とゆう意味でピッタリだ。
そして、黄色の場合は乙女の愛だ!
さて、お金も貯まった。
花も咲いた。
明日からは次のプランへ移るぞ!
美羽 あー、それ授業で習ったね♡次のプラン?
その後、3人と一匹がゆっくりしていると、あとから慎吾と章典が合流した。
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