第4話 必殺技って憧れるよね
「ステータス!」
********************
名前:田原 早一漏(タワラ・ソーロー)
性別: 男(脱童貞)
年齢:18
レベル:5
HP:60/80(+60)
MP:1/120(+95)
スキル:地獄耳Lv1、弱点看破Lv2、軟派Lv1、好意判定Lv1、口撃Lv1、速攻Lv1
ユニークスキル:エロパワー変換
称号:勇者(笑)、早漏
********************
「めっちゃ増えとる・・・」
しかしHPの減りかたに対して、MPの減りかたの早さはなんだろう、、、そしてこの激しい倦怠感。
「勇者様、我が家の言い伝えによりますと、魔力がほとんどない世界から来られた勇者のかたは、魔力をうまく制御できずに垂れ流しの状態になるとのことです」
イリアは僕にリング状のものを差し出した。
「あらかじめこの状況を予想してこの魔道具を用意しておりました」
どうやらこのリングを身に着けておくことで自身の魔力が外部へ漏れることを抑え、さらには周囲の微量な魔力を装着者に還元してくれる効果まで付いているらしい。
「この魔道具には名前がついておりまして、早く漏れることを防ぐリング、略して・・・」
「いやなんとなく想像できるから言わないでっ!!」
その後、いろいろと検証して分かったことは、このリングがなければ、勇者はほとんど役立たずだということだった。
このリングを使いこなし、自分の特性と組み合わせることで必殺技とか作ってみたいと思った。
『第500弾!激論!ド~する?!異世界転移自由化を問う(田原総一朗100歳記念特別ゲスト:魔王)』 @hideboh
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。『第500弾!激論!ド~する?!異世界転移自由化を問う(田原総一朗100歳記念特別ゲスト:魔王)』の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます