第3話 下ネタスキルは異世界を救う!?
「勇者様、おそらくこのMPの+5というのが先ほどわたしの体を卑猥にまさぐったときのいわゆる”エロパワー”が変換された値なのではないでしょうか?」
ステータス画面で知りたい項目に注意を向けると、自然と詳細な説明が頭に入ってくる。
どうやらこの『エロパワー変換』というユニークスキル、エロいことをするとそれが何らかの謎変換が行なわれ、ステータス値やスキルLvなどをアップさせるというトンデモ仕様だと判った。
それを理解した彼女は、今まさに僕への説得を試みている。
「勇者様!ぜひとも私の体を自由に使っていただいて構いませんので、どうか勇者としての成長を!!」
「たしかに個人的にはそれはとても魅力的な提案なんだけども・・・君の名前もしらな」
「申し遅れました、わたくし魔王の娘でイリアと申します」
「あ、うん」
「ちなみにここ異世界では一夫多妻は当たり前ですし、わたしもハーレムへの抵抗もありせん」
「まじっすか」
「どうかわたしどもを助けると思って、なにとぞご協力を!!」
「・・・・・・」
この後、めちゃくちゃ協力した。
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