第7話 普通にでてこい
『あー、無駄に疲れた』
『どっかの誰かさんが飛びながら参上したせいでね』
『否めない!!』
『潔いいな。。』
『まぁとりあえず、こっからどーするかなぁ』
『まずそのほかの神の場所を探る必要があるね』
『それなんだよなぁぁぁあ。近くにいれば気配で分かるんだけどよ、流石に何十kmも離れると厳しいぜ。。』
『あれ?2人とももう会ってたんだ』
聞き覚えのある。なんとも抜けた声だった。
『な!煌!お前いつから!!』
『んー?今来たとこだよ。なんかすごい気配感じたからさ、来てみたらまさかの君たちだったよー、ざーんねん。』
『んだよ、おめぇもまだ焔しか見つかってないんだな。』
『ほかの神の数まではさすがに僕もわかんなくてねぇ、ほんと苦労するよ。。』
『なぁ煌、俺はお前に聞きたいことがあったんだが、いいか?』
『お、焔から質問されるのは嫌いじゃないよ。前は何も答えなかったけどね』
意地悪な笑みを浮かべて煌は言った。
『お前は以前、俺を教会に呼んだ時、俺たちは兄弟だって言ったよな。俺は親の顔も浮かばなくて、過去のことを何も知らない。だから教えてくれないか?俺の事を。兄弟なら少しは分かるんじゃないか?』
『兄弟?僕と君が??そんな事言った覚えはないな。。。聞き間違いじゃない??』
『そんなはずはっ。。!』
それは、地震というより、爆発のような振動だった。そこに居た全員が四肢を地面に押さえつけなければ、どこかへ飛ばされてしまいそうな勢いの。
『なんだ!何が起こった!!』
『わー!すごいオーラだよ!2人とも!向こうにまた別の神がいるのかも!!いってみよ!』
『おい!まて!まだ質問に。。!』
『そんなこと言ってられねぇみたいだぜ。。なんか出てきやがった。。』
爆発??がした方向から現れた。当然のように空を飛び俺たちの方へ向かってくる''それ''は明らかに、人間ではなかった
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