第37話
まえがき
19時に誤って別に作品の話を投稿してしまいました。
混乱させてしまい、申し訳ありませんでした。
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「ふむ……では、そろそろ終幕と行こうではないか(そろそろ……終わりにしましょうか)」
僕はレールガンをもう一丁作り出して構える。
「クッ……更に増えるのかよッ!!!」
レイオフが僕に対して、どくづき全力の逃走を開始する。
無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!!とでも叫んでおくべきかな?
僕はそんなくだらないことを考えながら淡々とレイオフを追い詰めていく。
「黒剣」
レイオフは既に大きい黒戟を再生させるのを諦め、剣や短剣、小さな盾など。なんとか少ない魔力で立ち回って一生懸命あがいていた。
んー……やっぱりレールガンって攻撃範囲が広くないからここまでガチガチに防御に徹しられるときついな……。
魔族……というか、この世界の人間も動体視力は地球の人類よりも遥かに良い。
弾丸程度なら頑張れば回避されてしまう。
ふぅ……む。弾丸に魔力をたくさん込めまくって貫通力を底上げしようかな?
「はぁ……はぁ……はぁ……」
「理解出来ぬな。……何故ゆえにそこまで逃げるのだ?(なんでそんなに全力で逃げるのでしょうか?勝つ策でもあるのでしょうか?)」
僕は無様に逃げ回るレイオフを前に首を傾げる。
なんでこんなに全力で逃げ回っているのだろうか?なんか作戦でもあるのかな?
「ははは……」
僕の言葉に対してレイオフは短い笑い声を上げる。
「策があるからに決まっているかだろうよッ!!!我ら魔族は集団戦でこそ輝くッ!!!既に集まったッ!!!待っていたぞッ!!!」
そして、レイオフは意気揚々と叫ぶ。
「ふむ……(まぁ……そうだね)」
確かにレイオフの言う通りこの場に三人の魔族が集まっている。三人だけはなく、他の魔族もこちらへと向かって来ている。
でもこんな弱い人たちだったら意味ないと思うんだけど。
僕はレールガンを手に持ち、引き金を引く。
ダンッダンッダンッ
レイオフはちゃんと対応していたけど……僕、お手製のレールガンの威力は結構高い。
ただの魔族程度であれば瞬殺出来る程度には。
「なっ……」
レイオフの頼みの綱だったらしい魔族たちは一言も喋る暇を与えられず、そのまま全滅した。
「これで完全に終いか……?(以上でしょうか?)」
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