第11話
「そんな些事気にすることではないわ。小娘よ(例え失敗作だったとしてもそれに落ち込まないでください)」
「……そういうわけにも行きませんよ……私が弱かったからこそ帝国が滅んだのです……私がみんなの期待を裏切ったから何も出来なかったから……殺されていくのをただただ眺めていくことしか出来なかった……戦うことしか出来ないのに……だから……だから……私はみんなの……」
レルが後悔し、懺悔し、絶望しているかのように言葉を漏らす。
ん?この人ってば自分がまともに動かない失敗作であることを知らないのかな?
別に悪いのレルではなくて、君を最終兵器として作った研究者だと思うのだけど……。
一体アレイスター帝国の研究者何をやったのかは知らないけど、こんな時代の研究者が人体をイジっくたところでまともなものが出来るわけがないのだ。
「言っておろう?そんなもの些事でしかないと。劣等種がどんなに足掻こうとも劣等種に過ぎぬのだよ(言っているじゃないですか。気にしなくていいと)」
僕はレルを慰めるように言葉を話していく。
「魔族を殲滅する武なら汝の前にあるだろう?汝が何をすべきか未だわかぬのか?(魔族を倒すための力ならレルの前に居るじゃないですか)」
「……ッ!」
僕の言葉にレルが息を飲む。
「我へと助けを請え。どうせ暇であるからな。気まぐれでアレイスター帝国を救ってやろう。汝らに出来ることなど祈ることだけなのだ(レルが望むと言うのであればアレイスター帝国を救うくらいならしてみせますよ?)」
僕はまるで神のようにレルへと救いの手を差し伸べた。
「あ……」
レルはゆっくりと僕の方へと手を伸ばし、手を握った。
あとがき
レルはちゃんと膜あります。
輪姦されていません。ただただみんなの囮になっただけです。みんなの肉便器になったわけではありません。
レルの狂い要素悩み中です。案があったら書いてくれると助かります。
レイン:アルベトの物なら何でも愛せる。
ニーナ:罪悪感0。
レル:未定。
自分も学校のテスト中にでも一生懸命考えますが、一人だと限度がある……。自分の作品である以上自分で考えるけど……!参考に……!
本当にネタ切れ……スカトロ、人殺しにも負けない属性って何?
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