学校一可愛いギャルと連絡先を交換した話

とある日の放課後

「連絡先、交換しよ♪」

「…へ?」

急に言い出すもんだから聞き取れなかったけど、連絡先がどうとか…って俺の?こんなクラスの隅っこで1人孤立してる陰キャの俺の?

「そりゃまたなんで?」

「まあ、この前助けてもらったお礼?みたいな??」

「なんでそっちが疑問系なんだよ。別に良いけど、そんな面白いもんでもないよ?」

「いいのいいの、こういうのは貰えるって事自体に価値があるの!」

「そ、そういう事なら全然良いけど…」

「やったー!勇気出して言った甲斐大ありだったよ!!」

「そんな俺の連絡先欲しかったの?」

「そ、それは…まあ何か恩返し出来ないかな〜って考えた故にこれしか浮かばなかっただけ!」

「いやもっと他にあるだろ!!」

この人、もしかしてめっちゃポンコツなのでは?まあ今は突っ込まないでおこう。

そんなこんなで僕は学校1の可愛いギャルと連絡先を交換した。だからといって自分から何か送ることは無いだろうけど…

ってかギャルってこんな急激に距離縮めにくんの?!いきなりすぎて戸惑うわ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る