■読書案内――阮咸
『
当意即妙で辛辣な機知に思わずクスリとする、そんな話がたくさん載っています。
●森三樹三郎、宇都宮清吉訳『中国古典文学大系第九巻 世説新語・顔氏家訓』(平凡社、一九六九年)
『
●目加田誠訳『新釈漢文大系第七十六・七十七・七十八巻 世説新語 上・中・下』(明治書院、一九七五~七八年)
こちらも『
元ネタを解説するすさまじい量の
『世説新語』にどっぷり浸かりたくなったら読んでみてください。
☆劉金宝「太宰治の竹林七賢観」『Comparatio』19(九州大学大学院比較社会文化学府比較文化研究会、二〇一五)
「
というイメージが後世の中国だけでなく日本にも伝わっています。
その日本化され太宰治が書いた
Web上で無料で読むことができるので、ぜひCiNiiやJ-STAGEで検索してみてください。
余談ですが、山梨銘醸株式会社は七賢という日本酒のブランドを立ち上げています。
会社の前身である蔵本の五代目が
竹林七賢の七人それぞれの名前を冠した「七賢人」シリーズも発売中ですので、成人済みで日本酒をたしなむ読者諸兄姉はご賞味ください。
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