第2話 妊娠ライフ、お仕事
私は高齢者専門住宅で働いていました。
上司の計らいで、身体介護のケースは
なるべく避け、生活のケースを中心に
お仕事回してくれました。
上司もいい人で、パソコン出来ない私に
バカにしないで、仕事時間外に
"を"や濁点の付け方など色々、基本のパソコン
操作を一から教えてくれました。
A4一枚の会議記録、約2時間かけて
仕上げたパソコンでの会議記録(笑)
職場の皆、本当に
すみません。そして、
ありがとうございました。
普段、お掃除ケースに入ると、
ゾウキンを見ただけで、腰が痛い、
足が痛い、急に身体が痛くなる
利用者様がいました。
そんな、お茶目な方が、
「あんた、子どもお腹におるんやな。
おお、めでたいな。」
って言ってくれながら、今までで1番長く
拭き掃除手伝ってくれた方もいました。
他の利用者様は、普段面倒くさがりの方が
入浴後、自分で服や靴下を
履いてくれました。
この方、自分でくつ下履けたんだ…と
内心思いながら、時間をかけて
一生懸命、くつ下や服を着てくれていました。
妊婦に対して、利用者様は、
優しく、そしていつもしない事を
積極的にしてくれました。(笑)
ある意味、気を使わせてしまっていたから
ごめんなさい。
しんどかったりめんどくさかったりするけど自分でできる事、たくさんして
健康的に長生きして下さい。
お仕事辞めた後、無事に出産。
首も座らない時に、利用者さんや
元職場に、見せびらかしに行きました。
そーいえば、長男の時、
全く違う職種だったけど、
おめでた報告は、あまり
信じてくれなかったなあ。
なんでやろね?あはは
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