"か弱い"オカンの子育て日記
さつき
第1話 お仕事中〜妊娠わかる?
仕事中、気持ち悪くなった。
ゲロゲロゲロ……。
その頃、私は介護のお仕事をマジメに
していた。
しかも、当時の介護施内では胃腸炎、
ノロがなどが流行っていた。
だから、自分も感染してしまったと
思ったのだった。
ありゃま〜大変と思い、提携している
診療所1階(2階が仕事場、介護施設)に
受診を勧められた。
やってきました。職場関連の診療所。
いざ受診。
ドキドキ。
ノロ?胃腸炎?まさか、インフルエンザ?
ゲロゲロ……うげぇ…気持ち悪い。
…………食事中ならごめんなさい…………
結果、陰性。
よかった。ホッとしたのもつかの間
違うものが"陽性"かもっ?っなった。
自分でも驚いた。
すぐさま、違う病院に勧められた。
その日は、そのまま早退。
職場の皆様ごめんなさい。
休みの日ちがう病院に行くと
「おめでとうございます。」
と告げられた。
不安が押し寄せてきた。
こわい、もしものことがあれば
どうしのうとか、40代の高齢出産、
この子が成人すると私は……。
子育て、体力、赤ちゃんへのリスク。
子どもを諦めれる期間は、数日後だった。
気付くのが遅かった妊娠。
つわりもひどくなり、つわりダイエット
約10キロの成功。
不安は拭えなかった。
家でもしばらく隠していたけど
妊娠した事カミングアウトした。
「マジ?マジなん。おっやった。
弟か妹やんな?!」
長男は大喜びしてくれた。
うん?長男よ、基本オトコかオンナの子の
どちらかで産まれてくるから、
あなたからみてこの子は弟か妹になります。
「…産みたいなら産んだらいいし、
検査ちゃんと行けよ。」
ありがとう。
長男と旦那は、妊娠した私を
気遣いながらアレコレ助けてくれました。
楽しい話題といえば……。
まず初めに言いたいのは、
私は、ボケキャラじゃないはずだった?
たまに、利用者さんや、その他
仕事仲間に、ツッコミがくるくらいだった。
上司に報告した。
「つわりが酷くなりましたので、
短縮労働と、今年いっぱいで、仕事
辞めます。」って報告をしました。
「はいはい、冗談はいいよ。」
って一回スルーされました。
信じて貰うため、取っておきアイテム、
産婦人科の3D写真と
カラフルな出産予定日カレンダーを
とどーんっと見せました。
「あれ?ホンマやったんやねー。
おめでとう。」
「冗談やと思った。」
「ノロとかじゃなかったんや、良かったやん。最近痩せたし、心配したわぁ。」
たくさんの暖かい言葉など頂きました。
職場の環境も仲間も素敵な人です。
「お腹のお肉だけじゃなかったんやね。」
「あらぁ、おめでた。そうなんじゃ
ないかしらって〇年前から思ってたのよ。」
利用者様の一部からは、アハハな
ありがたいお言葉頂きました。
80代90代からは、そーみえたのね。
○年前から妊娠って……。
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