問い続けた眠れない夜に
問い続けた眠れない夜に
起きれば涙で顔はぐしゃぐしゃで
僕には何にもない、何も出来なかった
守れなかった、愛してくれた人の笑顔でさえ
悲しみにくれたって仕方ねえ
戻ってくれって戻ってくる訳じゃねえ
時間はどうせ一方通行
今夜もまた孤独と対峙
僕がここにいる理由はなんだ?
僕がここにいなければならない理由はなんだ?
問い続けたって分かる訳ない、こんな僕には
そういうことばかり言ってきたから
卑下ばっかの僕に誰も寄り付かねえ
小説家は文を書かなきゃ意味がねえ
それしかお前の存在意義は無いんだから
それなら今の僕は本当に何も無い
孤独前線ですら負け続けた僕だ
人生どうせ外れ組
なるようにもならない人生だ
嗤って放り投げたスマホは今日も無い通知
誰か僕を見つけてくれ
いや、やっぱり見つけてくれるなこんな奴を
そう問い続けた眠れない夜に
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