死に損ない
今日も眠れぬ夜にて
過ぎるは希死念慮、存在意義
耐え切れず抗うつ剤を追加投与、自己判断
一時の享楽と現実似た苦しみ
生きてる理由は何だ
生き続けてる理由は何だ
苦しむ理由は何だ
そもそも何故苦しまなきゃならんのか
誰かに吐いたとて同情じゃ満たされない
僕の苦しみを理解してくれるのは医者じゃない
欠けてばっか苦しんでばっかの僕自身
だからやってられない、間違いない
生きなきゃ理由とは何だ
ここに居なけりゃならない理由は何だ
どうせここ以外に居場所なんかない
そもそもここも居場所じゃないのかも
眠れない明朝、白々しい外は他人同様
いやそもそも分かって欲しい訳じゃない
けど止まらない悔やみ口
自傷繰り返せど最早痛みすら感じない
飲み忘れた抗うつ剤、追加投与、自己判断
一時の享楽もどうせ苦しみに変わる
けど無いよりはマシだと言い聞かせて
早死に出来るなら本望と嗤う
今日も何も出来ない
PTSDが足枷、いやそもそも自身が足枷
「死にたい」ってのは嘘じゃない
消えたいのもまた然り
でも死ねない消えられないのは
それ以上の虚無で今日も動けないから
すっかり抗うつ剤も飲み切ってしまった
死に損なった僕を嘲笑う太陽を睨んだ
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