第3話体育祭 前編
入学してから約2ヶ月が経ち僕の周りには人がいっぱい来るようになった。
休み時間にはいつも集まってペットボトルフリップやテーブルクロス引きをやってたり男子高校生がノリでやるような事をしていた。
時期は梅雨時6月、地味に蒸し暑くなってくる時期だ。
高校の暮らしにも慣れ始めた頃、高校生活最初のイベントが始まろうとしていた。
「もうすぐ体育祭があるんだけどそれぞれ出たい種目とかを決めるんだけど、ここからは学級長みんなをまとめてね。」
学級長の仕事はこういう時のまとめ役などしか、仕事が無く少し楽でいいなと思っていた。
体育祭の種目は見たところ少し特殊だった。
フットサル、ソフトバレー、ドッチボールとここまでは納得行くが問題は次からだった。
ババ抜き、オセロ、7ならべと謎でしか無かった体育祭とは一体なんなんだろうか。
クラスのみんなは各々やりたい種目を決めていった。
そんな中僕の種目は運動系の種目全部に出ることになっていた。
いまさらだが僕のクラスは人数が少ないので1人2種目ぐらいは出るのだが、それにしても押し付けすぎでは無いだろうかとそう思った今日この頃であった。
こうして高校初めての体育祭が始まろうとしていた。
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