第20話 表現のはば
急にカクコン参加に目覚めて書いているのですが、どうも筆が進まない。
理由は後述へ。
先に状況を説明しますと、先週、家族の一人が新型コロナと診断され、他の家族は奇跡の発症なし。集中書けるぞ~と思った矢先、他の家族が発熱。そこからのコロナ陽性が確定しました。そんでもってもう一人も陽性。生き残りは私だけです。先月、四回目を受けたばかりなので期待しているのですが、不安はぬぐえませんね。気合で何とかなりますかねどうでしょう。
発熱するならまとめてしてくれよ、と思いたくなるぐらいのタイミングです。
まぁ、愚痴はさておき。
不可抗力で時間ができましたので、せっせ、せっせと『天と笑む』を書いておりまして、めちゃくちゃ悩んでることの一つが笑顔の幅です。序盤にこにこマンな佐久田次男しかり、にっこり笑顔でぐいぐい来る佐久田長男しかり、頭ではこんな笑顔、というイメージがあるのですが、言葉にすると難しいんですよ。スマイルで済ませられない日本語、超難しい(苦悩) にこにことか、にっとか、にやりとかとか使ったらダメかな、って毎度思いつつ頑張っています。自分の表現の幅に悩んでしまいますね~ 三人称だと固い文章が好きなので困ったもんだです。
んで、帝国ロマンシリーズを書いている時の弊害も重なるのです。
圧倒的な知識のなさ! 明治時代の時間割とか教科名とか、間取り図とか、旧陸軍の階級やら、庁舎やら兵舎の違い、立地&間取り! 日露戦争の資料もあさりつつ(実はここが一番ふわっとしてる)、人口ピラミッドの資料見て、徴兵制度があまり執行力がなかったことを思い出し、20代の95%は兵役を免れたとか書いてあったりするの見つけて冷や汗かいて、まぁファンタジーだし!と開き直った後に肩を落としました(イマココ)
戦争といえば昭和の太平洋戦争の印象が強いですからね、そこに引きずられるのはわかるのですが、さらっと小学校で見送る人が多いから休校したという描写を冬休みの終業式にすり替えました。うん、よくやってたりします、すみません。
もともとは戦国時代から江戸時代にうつり、戦=武士という身分に限られていたので、商人や農民それ以下は兵になるのを嫌がるわけですよ。そうなのです、男が国内にわんさかいるじゃないかってわけです。何より、お家が大事だから軍人といえども後継者の長男は極力、安全な場所で仕事しているわけですよ。だから、匠も諜報として暗躍していたという裏設定があったりなかったりします。ちゃんと書いてないですけど、氷塊の鬼神と恐れられる美冬パパからのお墨付きですし、何だかんだで白炎の死神こと秋人からも一目置かれていたりする長男だったね、そうだったね、とはっと気づかさせる今日この頃。なぜかひょっと出で済まそうと思っていた辰次が大活躍し始めたり、恵子とフミと葵がきゃっきゃうふふとお話ししてるし、そこに暗い雰囲気を入れる私、ギャップ作りすぎかなと頭を悩ませていたりいなかったり。
とにかく設定もキャラも会話と地の文も塩梅がわかないです、投げ出しちゃだめかな!という持病が何度も顔を出しいます。本当、読んでくれる人がいなかったら投げ出してますよ、ありがとうございます!
一気に言わせていただきました。たまってたんだもの!
あと約四万字、本当に書き切るんですかね。他人事みたいに言っちゃいましたけど。
ではまた。
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