やっぱり可愛いは正義だった
はぁはあ…
心臓がバクバクとしておかしくなりそうだ。
見てしまった。触れてしまった。
白くて細いのに健康的な体をしていて、胸が膨らんでいる。
………Eか?F?それともG…?
考えてたらダメだ。本当に俺の心を奪いに来る。
これが毎日続くのか。そう思うと嬉しいような、ちょっとだけ辛いような、やっぱりワクワクするような。
そんな思いが頭を巡るなか
「やっぱり一斗、逃げちゃったか。まぁチキンだししょうがないね。」
煽るようにそう言われた。
だが、しょうがないだろう。人生で女の人と関わり話した記憶があまりない
それに…
「ごめんな。俺は璃奏を大切にしたいんだ。
初めての彼女だからテンパってる所もあるけど、そういうことはもっと深めてからがいいかな。」
これが本音だ。
璃奏はかわいい。簡単に俺の理性を壊せるくらいに。
それでも俺が耐えているのは璃奏を大切にしたい
それだけだ。
「一斗くんは何でそんなにかっこいいんですか?」
頬を赤く染めて璃奏は言う。
「私だって、一斗くんを大切にしたいです。
でも、いつか離れていきそうで怖いんです…」
あぁ…そうか。
「大丈夫。俺は璃奏から離れたりしないよ。
こんなに…かわいくて、俺を想ってくれるのに。」
心配だったのか
俺が言葉で離れない。と言っても結局、結果は分からない。
だから今だけは、恥ずかしさを捨てて
「今はこれで許してくれ。」
俺の彼女、璃奏の唇に優しくキスをした。
一瞬だったのに、俺のファーストキスはとても長く感じて、甘かった。
「…!」
驚いているがそれ以上に顔が赤い。いや、多分俺もだろう。熱くて、温かくて…
ただとにかく今は幸せが胸を支配する。
「一斗くん!一斗くん…!!」
「ちょっと待って、今は抱きつかれたら…」
「恥ずかしいんでしょ?知ってるよ。私もだもん。」
あぁ、可愛い。本当に璃奏の彼氏になれて良かった。
好きが溢れそうで、理性がなくなりそうで。
やっぱり好きで。
「とりあえず、さ?もう夜の11時だし、寝室行こ?」
抱きつかれると本当に何もかも失う。
とりあえず寝室に連れていこう。
「えぇ…まだ、心の準備が…」
「寝るだけだから!寝るだけ!」
「そ、そうだよね。」
そう言っているのに、少し残念そうな璃奏は
「でも!寝る前に、私のファーストキスを奪ったし、それにやられっぱなしも嫌だから。」
そう言うと今度は彼女から俺の口に淡いキスをした。
これは本当にお持ち帰りしちゃいそう。
ふわふわしてくる
「璃奏、本当に理性が終わりそう。今日は寝よう。」
「うん。そうだね。私も…幸せでポカポカするし、それに一緒のベッドだからくっつけるし。
はい!一斗くんは私の抱き枕に就任してください。」
「断ります。普通に眠いので寝ます。」
夜はまだ長い。
明日起きれればもっと起きて、話していてもバチは当たらないはずだ。
どうも、お久しぶりです。
まじで書いて無さすぎてキャラ設定とか名前とか忘れてました。
更新を楽しみにしていた皆様遅れてしまいすいません。
私事で忙しいんですよね…
やはり更新は不定期になりそうです。
次回は少しだけ長めに書きます
彼女に「新しい彼氏できたから笑」と振られた俺は学年1の美少女に告白されました カワサキレン @daruma031611
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