【巨大】

「弱いねぇ、弱すぎる~♪

 あはは、もう少し歯応えがあると嬉しかったんだけどねぇ」


「な、なんで……こんなことを」


「未来もそうだったけど、よくまあこんな弱さでXENOと闘って来れたもんよねぇ?

 これなら、あたし一人で充分だわ」


「な、何がだ?!」


 苦しそうに胸を押さえるアンナチェイサーの呟きに、ソニックは余裕たっぷりな態度で応える。


「あんた達を皆殺しにするのが、だよ」


 アンナローグは左頬の辺りがヒビ割れ、アンナチェイサーは胸部を破損。

 いずれもダメージ箇所にスパークが散り、推力も落ちているようだ。

 フフン、と鼻で笑うと、アンナソニックは再度二人に飛び掛かった。


「まずは! 黒いお前ぇ!!」


「きゃあっ?!」


 あまりにも素早い動きに対応出来ず、アンナチェイサーは真正面からタックルを食らってしまう。

 市ヶ谷フィッシュセンターの上空を通り抜け、なんと六百メートルも吹っ飛ばされて、外濠公園野球場に墜落してしまった。

 凄まじい砂埃が舞い上がり、グラウンドが抉られる。


「やめてぇ!!」


 あまりの急展開に付いていけないアンナローグが、止めようと接近する。

 すかさずアンナローグに向き直ると、アンナソニックは真正面から蹴りを放ってきた。


「あうっ!!」


 ガツン! という鈍く重い音が鳴り、アンナローグは上空へ弾き飛ばされる。

 それをすかさず追いかけると、アンナソニックは小声で何か呟いた。



「ヘルソニック」


 

“OK.

 The target has been acquired, so we will lock the aim.

 Start adjustment of all propulsion systems, and set thrust to Mach 2.

 Designated altitude is 1,000 meters above ground.

 Setting this altitude will cause severe damage on the ground.

 →Attention: disarm safety system, continue altitude setting, program execution.


Hell-Sonic Ready.”



 その瞬間、アンナソニックの紫色のボディが発光し、更に速度を上げる。

 上空で上手く姿勢が制御出来ていないアンナローグを再度突き上げると、そのままどんどん上昇していく。


(か、身体が自由に動かない!!

 せ、制御出来ない?!)


 身体がくるくると回転しているため、上も下もわからなくなってしまったアンナローグは、必死で体勢を整えようとするが、うまく行かない。

 だが一瞬下を向いた時、ローグは見てしまった。


 真っ白な一本の光の矢のようになった、アンナソニックがまっすぐこっちに突っ込んでくることに。


「食らいな! アンナソニックの必殺技をね!!」


「キャアアァァァァッ!!」


 マッハコーンが発生し、ボン、という音が鳴り響いた瞬間、辺りが薄青色のヴェールに包み込まれた。





「――パワージグラットぉっ!!」


 

 




 美神戦隊アンナセイヴァー


 第96話【巨大】

 






“Power ziggurat, success.  

Areas within a radius of 3,000 meters have been isolated in Phase-shifted dimensions.

 Checking the moving body reaction in the specified range.

--done.

Motion response outside the utility specification was not detected.”



 その直後、外堀通りとその周辺の建物が破壊され、アスファルトやコンクリート、ガラスの破片や瓦礫が激しく飛び散った。

 外濠には破片が広範囲に飛び散り、総武線や中央線の線路にも至る。


 ここはパワージグラットによって強制移動した、並行世界デュプリケイトエリア

 よって人は何処にもおらず、被害はない。



 一方、上空では――


「プラズマティック・イージス!!」


 突然二人の間に割って入った影が、七色に輝くバリアを展開する。

 アンナソニックは、それに激突した。

 周囲の空気が、ビリビリと振動する。


「ぐわっ?!」


 激突時の衝撃が跳ね返り、アンナソニックはそのまま墜落し、市ヶ谷見附の交差点付近に墜落した。

 人間一人分の大きさのものが落下したとは思えないような大音響と共に、交差点周辺が大きく抉られるように破壊される。


 そして上空を漂っていたアンナローグは、突如現れた赤い光に助けられた。


「え? あ……えっ?!」


「大丈夫か、ローグ?」


「あ、ありささ……ブレイザー?! どうしてここに?!

 ご体調は大丈夫なんですか?!」


「細けぇ話は後だ! あいつらを倒すのが先!」


「え、ええ、でも」


「あ~、いいからホラ!

 こっちはあたしらに任せて、ローグはXENOの方頼む!」


「は、はい!!」


 アンナブレイザーに圧され、地上に戻る。

 AIの指示で右手下方を見ると、そこではアンナチェイサーの落下地点に青と緑の光が降り立っていた。



「チェイサー! 大丈夫ですか?」


「わぁっ! た、た、大変!

 すぐ治さなきゃ!」


 大きなダメージを受け、先程以上にボディを損傷させたアンナチェイサーを抱き上げると、アンナウィザードとミスティックは必死で呼びかける。

 だが気を失っているのか、反応がない。


「ミスティック、チェイサーの回復をお願いします。

 私は、XENOの方を追います」


「うんわかった!

 よろしくねウィザード!」


 青い一筋の光になって飛翔するウィザードを目で追うと、アンナミスティックはアンナチェイサーに向き直った。


「可哀想に。

 今、メディカルスキャンをかけるからね」


「……マ……マ」


「え?」


 気を失っているチェイサーの呟きに、ふと手が止まった。

 



 

未来みき! まぁた懲りずに来たの?

 せっかく命拾いしたのに、やっぱりあんたは無能だねぇ」


 上空で対峙する、アンナソニックと三人。

 ローグ、ブレイザーの前に立つアンナパラディンが、闘志のこもった視線をぶつける。


「相変わらず、無駄な挑発はお上手のようね」


「はぁ?」


「私がそんなことで揺らがない性格だということは、ご存じじゃなくて?」


「ああ、そうだったわね。

 鈍くて何やらせてもドン臭いあんたには、嫌みも通じないよね」


「んだとぉこの野郎!!」


 何故かブレイザーが挑発に乗り、飛び掛かろうとする。

 それを手で制しながら、パラディンは呆れた溜息を吐いた。

 だがアンナソニックも、同じ反応をした。


「悪いけど、あんたらに付き合ってやれる程暇じゃないんだよね。

 今度こそ、速攻で息の根を止めるから――さぁっ!!」


 喋りながらも、一気に距離を詰めて来る。

 しかし、その行動パターンを読んでいたパラディンは、初撃のキックを紙一重でかわす。

 それを右手でがっしりと受け止めるが、その瞬間、ソニックはにやりと笑った。


「それ、二度目」


「はっ」


「同じ手に何度も引っ掛かるかぁ!!」


 アンナソニックは、パラディンの掴んでいる蹴り足をそのまま思い切り振りかぶり、強引に彼女を遥か彼方へと吹っ飛ばした。

 

「きゃああああ!!!!」


「ぱ、パラディン?!」


 アンナパラディンは新見附橋を分断するように破壊すると、無数の植物の蔓に絡まれながら濠の中央に着水する。

 だがその途端、水面から竜巻が二つ発生し、アンナソニックに向かって高速で迫って来た。


「ふん! 苦し紛れか!」


「んな訳ねぇだろ!!」


 竜巻に気を取られている間に接近したアンナブレイザーが、背後から強烈な膝蹴りを食らわす。

 重い一撃を背中で受けたアンナソニックだったが、大きく拡がった髪がその衝撃を吸収する。


「ハン! もしかして不意打ちのつもりだったぁ?」


「うっせぇ!!」


 そこから、ブレイザーの連撃が始まる。

 滞空したままで、正拳突きや中段蹴り、裏拳が無数に飛ぶ。

 しかしソニックは、微笑みながらそれを前腕で受け止め、それどころか間隙を突いてキックを加えて来る。


「くっ!」


「ははは! あんたってば未来の舎弟?

 動きが止まって見えるって!」


「誰が舎弟だぁ! ざけんなぁ!

 これならどうだよ!!」


 アンナブレイザーの両拳に、手首のパーツが移動して被さる。

 ファイヤーナックルを装備した彼女の両手が、真っ赤に燃え盛る。

 その勢いに、さすがのソニックも一瞬面喰らったようだ。


「でりゃあ!」


 炎の塊が、何発も繰り出される。

 それを紙一重でかわすも、アンナソニックは次の攻撃に移れないようだ。

 調子付いたアンナブレイザーは、そこに蹴り足を交えてさらに猛攻を続けた。


「調子に乗ってんじゃ! ないよっ!!」


 ガシィッ! と激しい激突音が響き、アンナソニックが回し受けで炎の拳を受け止める。

 一瞬止まった動きにしっかりと反応し、次の攻撃に移る。

 小さな火が前腕にこびりつくように燃えているも、気にする様子もない。


「音響拳!!」


「なにっ?!」


 次は、アンナソニックが徒手空拳で襲い掛かる。

 空手ではないが、両手足を駆使した接近戦特化の格闘技。

 その一撃一撃はとても重く、しかも装甲がビリビリと強く振動する。


 今度は、アンナブレイザーが防御に回った。

 回らざるを得なくなった。


「く、くぅっ!! こ、この……つ!!」


「ハハハ! どうしたのあんた!?

 あたしがちょっと本気出したら、もう手が出ないじゃないのさ!

 情けないねぇ!」


「う、うっせぇ!」


「時間稼ぎありがとう、ブレイザー」


「えっ?!」


 唐突に背後から聞こえて来た声に反応するも、一瞬遅かった。

 アンナブレイザーはニヤリと微笑み、そのまま真下に落下するように退避する。

 その直後、アンナソニックに凄まじい電撃が襲い掛かった。 


「ぐああああぁぁぁぁぁっっ?!?!」


 いつの間にか濠から浮上したアンナパラディンが、ホイールブレードから雷撃を放ったのだ。

 振り返る間もなくその直撃を受けたアンナソニックは、怒りの形相で二人を捜す。

 だがその視界に映ったのは、下方から猛烈な勢いで上昇してくる、巨大な炎の塊だった。


「ファイヤー・キィ―――ック!!」


 そして


「パワースライドっ!!」


 アンナパラディンも、ホイールブレードを横一文字に斬り払う。

 強烈なプラズマがスパークして、ブレイザーの炎と合わさって周囲が目も眩む程に輝いた。





 一方、ローパーを追いかけたアンナローグは、同じくやって来たアンナウィザードと合流した。

 ローパーは器用に濠を泳ぎながら総武線の線路へと上がろうとしており、必死に触手を伸ばしていた。


「どうしましょう、ウィザード?」


「まずは科学魔法で!」


 そう言うと、アンナウィザードはブラウスの胸元を開き、胸の谷間からカートリッジを摘まみ取る。

 それを右上腕に着けた腕輪マジックポッドに差し込むと、一瞬体色がグリーンに変わる。


「あの、いつも思うんですけど」


「え? あ、はい。

 どうされましたか?」


「ウィザードの胸って、色んなものが挟まってるんですね。

 凄いですよね」


「え? え、えっと、そ、そういうわけでは……」


 いきなりの発言に、アンナウィザードは顔を赤らめる。

 だがそんな彼女を尻目に、アンナローグが大声を上げた。


「あ~! XENOが線路に上がっちゃいました!!」


「――スピンドル・ランス!!」


“Completeion of pilot's glottal certification.

I confirmed that it is not XENO.

Science Magic construction is ready.MAGIC-POD status is normal.

Execute science magic number M-015 "Spindle-lance" from UNIT-LIBRARY.”


 咄嗟に思考を切り替え、科学魔法の詠唱に移る。

 前方に構えたアンナウィザードの両手から、横向きの竜巻が槍のように真っすぐローパーに向かって行った。


 まるでドリルのように渦巻くスピンドルランスの突風が、一直線にローパーのボディを貫く。

 しかし致命傷には至らないようで、ダメージも受けた端から回復していく。

 飛び散った肉片は地や水面に落ちるより先に灰化し、風に散っていくようだ。


「す、すごい治癒能力!」


「ウィザード!

 あのXENOのコアは底部にあるそうです!

 以前チェイサーが!」


「わかりました、でも、どうやったらそんなところに」


「もう一度、これを試します!」


 アンナローグは、再び「パワーウィンチ」を転送し、左腕に装着する。

 アタッチメントを取り付け、ローパーに射出しようとするが――



『何度も何度も何度もぉ!! 食らうかよぉ!!』



 大声で叫ぶと、ローパーは突如身体を大きく震わせ……肥大化を始める。


「えっ?!」


「ま、まさか?!」


 アンナローグの放った鋼鉄ネットのアタッチメントは、あっさりと弾かれる。

 ローパーはみるみる身体を膨らませ、凄まじい勢いで大きくなっていく。

 まるで巨大な風船を膨らませているような光景だが、そんな生易しいものではない。

 線路や土手部分は一瞬で崩れ落ち、再び濠に落ちるも、身体の殆どは水上に露出している。


 僅か数十秒という短い時間で、ローパーはなんと、全高三十メートル程の大きさに変貌した。


「き、巨大化……」


「ど、どこまで大きくなるんですか、これぇ?!」


「――巨大ロボットが欲しい」


「ウィザード、逃げてください!」



 それはもはや、怪獣。


 今まで相手にして来たXENOとは比較にならない程の迫力と恐ろしさ、そして力強さ。

 その迫力は、アンナローグとウィザードのみならず、別な所で闘っていたアンナブレイザーやパラディン、そしてアンナソニックすらも呆然とさせる程だ。


「な……んだ、ありゃ?」


「XENOのl巨大化……まさか、ここまで大きくなるなんて」


「は、はは、ははは!!

 何これスゴイ! 三島やるじゃん! 見直したよ!」



 巨大化したローパーは体色が濁った黄褐色に変化し、上部にある大きな口周辺から生えている触手が増殖し、全身からも生え始めている。

 それがまるで巨大な鞭のように蠢き、しなり、大気を切り裂くように振り回される。


「危ない!」


「きゃあっ!?」


 触手の伸縮性は尋常ではなく、充分な距離を取っていた筈のローグやウィザードの近くまで届く。

 次に、ローパーはなんど濠の水を口腔で吸い込み始める。

 茶緑色の汚水をどんどん飲み続け、身体が更に膨らんでいく。


 やがて頭? を上げると、口腔部から毒々しい紫色の霧を吐き出し始めた。

 周辺の視界がぼやけ、ローパーの巨体があっという間に掠れてしまう。

 その影響はアンナソニック達にも及び、三者は互いの姿を視認出来なくなった。


「な、なんだこりゃ?! 霧?!」


「ちょ、何、あたしまで巻き込んでんだよ三島ぁ!!」


「これは……ウィザード、聞こえる?

 この霧の分析、出来る?」


 咄嗟にアンナウィザードに通信をかける。

 若干の間を置き、パラディンの耳に解答が聴こえて来た。


『大変です!

 これは毒です!』


「やはり……どういう毒かわかる?」


『パリトキシンという成分です!

 青酸カリの十万倍とされる猛毒です!』


「なんですって?!」


 アンナユニットをまとっている都合、アンナセイヴァーとアンナソニックには、毒の影響は及ばない。

 しかし破損している個体への影響は想定が難しい。

 だが一番危険なのは、パワージグラットの制限時間が過ぎてしまった場合だ。


「この猛毒が、もし現実世界にも巻き散らされたら……」


「冗談じゃねえぞ!

 この世界にいるうちに絶対倒さなきゃ!!」


「おっとぉ、そんな事させると思うのぉ?」


 全身から何かを噴出して、アンナソニックは毒霧を払いのける。

 僅かではあるが、そのおかげで互いの姿がある程度見えるようになった。


「ブレイザー! 視界に頼らないで! レーダーを使って」


「ちょ、そ、そんなの搭載されてないってぇ!」


「え?! あ……」


「ハハハハ、さすが贋作! 一味違う間抜けさじゃん!」


 嘲りの言葉と共に、アンナソニックが二人へ突進してきた。






「あ、気が付いた?」


 ようやく目を開けたアンナチェイサーに、アンナミスティックが呼びかける。

 その笑顔に、チェイサーは不思議そうな表情を浮かべた。


「ママ……?」


 ミスティックの膝枕で横たわるチェイサーは、そっと手を伸ばす。

 まだ意識が朦朧としているのか、夢うつつか。

 チェイサーの手が、頬に触れる。


「おはよー、ミスティックだよー♪」


 頬にかかる指を払おうとせず、ミスティックは優しく微笑んだ。

 一瞬ほっこりした笑顔を浮かべるチェイサーだったが、次の瞬間、


「え……えええっ?!」


「きゃあっ?!」


 ようやく意識を取り戻したのか、アンナチェイサーは奇声を上げ、まるでギャグ漫画のようにぴょこんと飛び起きた。


「な、な、な、ななななな?!」


「良かったぁ! 元気になった?

 一応、ボディの破損は治したからね♪」


「な、な、な、な」


「身体の方も科学魔法はかけておいたけど、後でちゃんとお医者さん行ってね?」


「わ、わ、わ、私がっ!!」


 何故か異常にキョドり出したアンナチェイサーは、数歩後ずさってミスティックを指差す。


「私、な、なんか言ってた?! 何も言ってないよね? ね?!」


「ん~っとねぇ、ママって呼んでたよ?」


「ひぃっ?!」


 グラウンドに座ったままの姿勢で、アンナミスティックは不思議そうな顔を向ける。


「チェイサー、ママの夢見てたのかな?

 あは♪ 寝顔がとっても可愛かったよぉ☆」


「ぎゃあああ!!

 わ、忘れて! お願い! 絶対に忘れて! 今すぐ!!」


「え? な、なんで?

 どうしたの? なんか嫌なこと言っちゃった?」


「いいから! わかった?!」


「う、うん……」


「それより、状況は?!」


 アンナチェイサーは、紫糸に濁った上空を眺め、表情を引き締める。

 即座に状況を察したのか、瞬時に本来の雰囲気に戻った。


「――最悪の事態になってるようだな。

 よし、試してみるか」


「大丈夫? 無理しないでね、チェイサー」


「私に構うな!

 ――ボルテック・チャージ!!」


 両拳を握り、胸の前で激しくぶつけ合い叫ぶ。

 その瞬間、



「え? あ、あれ?!

 ちぇ、チェイサー?! どこ行ったの?!」



 アンナミスティックの視界から、アンナチェイサーの姿が突如消失した。


 


 

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