第3話 中学生

僕は、中学生になった。


近所のごく平凡な、中学校に通う。


中学では、隣の区域の子達も通う為

新しい友達も出来た。


少し環境も、変わり新しい生活のスタート。


スポーツが好きだったので、野球部に入部し

頭も丸坊主に。


初めての、坊主はかなり抵抗あったが仕方ない。決まりなのだ。



野球自体はやった事なく、キャッチボールすらままならなく、ライバルの子たちはみんな地元のソフトボール上がりや、ジュニアリーグを経験した人達揃い。


中々、手こずりました。


投げてくるボールが早く、捕球ができなく

顔面に当たった事もありました。


それでも、僕は出来ること、ボール拾いや

運動場外周を無限に走る事を精一杯やりました。ウルトラマンは諦めない。

そう信じて、ひたすら走り大きな声で叫び続けました。



そんな、青春時代を過ごしてる中、

僕も、好きな人ができました。


バスケ部に所属してる女の子。

身長が高くて、美白でかなり美人な子。

ここでは「ハクちゃん」とでも、言っておこうか。


僕には、到底叶わない恋でした。


夏休みに、みんなで市民プールに遊びに行こうと計画をたてて、


気になるひとに電話をして、市民プールデートに誘うと言う、とても難易度が高いミッションを課せられ、



僕は、絶対断られると思いながら電話をした。




呼び出す電話音。。。



プルプル。。。。



ガチャ

???「もしもし。〇〇です。」


電話先には

聞いた事がある声。



誰だ。


僕「もしもし、僕ですけど、はくちゃんいますか?」


???「あ?おー、僕か、なんのようや?」



誰だ、こいつ。



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