第9話 顔面

じゃじゃ〜〜ん


はいはい、やられましたわ。


うちの若いヤツ曰く、親父狩り。

はあ、おやじがられました。


何スカ?

ついてない男、なんで???


「だいじょうぶですか?」

「だいじょぶですか?」

なんとなく、振り向くオレ。


そこには、半笑いの警察官。

『顔面血だらけですよ!?』

あ〜ん、何なん。


朝起きる、ベッドの上。

何か、しょっぺ〜な。

かがみを探してみる。

あら、何か顔面血だらけ。


とりあえず、会社にTEL

「おはようございます」

「ゴメン、何か顔面血だらけなんで、午前半休で、午後から出ます」

「社長いないから、たぶん大丈夫ですよ」

やさしい、うちの総務。

電話を切る、俺


酔っぱらい家に向っていたのは、何となく覚えてる。サイフ確認、金がない。


カードは、たぶん全部ある。

あっ眼鏡がない。買ったばっかりなのに


携帯は?会社のは置いてあったもんな。

プライベートのどこだ?


やばっ、無くしたかも


(う〜ん、よくわからん)

朝から、顔面血だらけって?何なん


詳細判明次第更新予定


う〜ん、なんなん???



 

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