第50話 ハザフ一家とランブル夫婦(その後)
天使カルレスが皆を蘇生させ安堵した夏希。
夏希は今目的地トバルの街に着いたところだ。
ん?ハザフ一家とランブル夫婦はどうしたんだって?もう送り届けたよ。何?聞きたいの?仕方ないなぁ。大雑把に以下だ!
1.蘇生までの流れは前回を参照。
2.蘇生後、天使の部分を省いて説明。(詳しくは、前回の私の考察部分を参照)
3.ハザフ一家の実家まで送り、遺体を渡し葬儀に参加した。(ずっと泣いてた)
4.ランブル夫婦は仲間の遺体を引き取り、家族の元へ送り届けギルドで後処理してからトバルへ戻ってくる予定。(仲間は別の街らしい)
5.アンリちゃんが泣いて離れなかった。
これぐらいだな。前回を読み直しして理解を深めてくれ。(よかったら[いいね!]を頼む)
まぁ、おふざけはこのぐらいにして。
ハザフ一家では、祖父のマドリさんと執事さん、メイドさんが亡くなった。実家である商店はマドリさんが立ち上げたお店だが、ハザフさんが2年前に引き継いでいて大きな混乱は無かった。
私は葬儀に参加する為3日間滞在した。滞在中はアンリちゃんを励ます為にネットでお菓子やオモチャを購入して一緒に遊んだ。(ハザフ夫婦は葬儀の準備で忙しかったからね)
これからもこの家族には必ず幸せになって貰いたい。他転移者の魂を代償にしている事もある。まぁ、それがなくても幸せになって貰いたいと思っている。(この家族が好きだからね)
商店は大手の雑貨屋であった。従業員は20名も居て繁盛していた。商店内の雰囲気もいい感じだ。ハザフさんがやり手なんだろう。安心である。
何か困った事があれば相談に乗る事にしている。余程の事が無い限りは大丈夫だろう。
葬儀も終わりトバルに向かう日になるとアンリちゃんが泣いて離れなかった。私がまた顔を出すことで何とか納得してくれた。(獣人村に遊びに来るように言った事もよかったようだ)
ランブル夫婦は仲間が亡くなった事で酷く落ち込んでいた。サラさんは妊娠してるので体調が心配になる。
仲間の葬儀を行いギルドでの後処理後、サラさんの実家の宿屋に戻ってくる予定だ。(仲間の実家が別の街でトバルに戻るのは2週間は掛かるらしい)
私はサラさんの実家の宿屋に滞在する予定だ。ランブル夫婦が戻って来たら色々と話しをしてみよう。この夫婦にも幸せになって欲しいからな。
さあ、私も気持ちを切り替えていこう。
トバルの街に着いた私は門前で銀貨1枚を払い、街に入った。(時間は昼前だ)
何処かでご飯を食べてサラさんの実家の宿屋に行ってみよう。場所は聞いてある。あと、本来の目的であったギルドにも顔を出すことにする。
さて、まずは宿屋に行こう!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます