第9話 ステータス確認
スキルの検証をした夏希。
「スキル3つ検証したけど意外と悪くない感じかな。叫び疲れたからステータスの確認を休憩がてらしてみるか。うん、なになに?」
夏希 36才 男 人間族
HP300 MP4500 強さ56 耐久30 素早さ68 賢さ78 運28
スキル 状態異常無効 水魔法 ネット
加護 天使カルレスの加護(小)
「標準が判らないから何とも言えないけど。素早さと賢さが高いみたいだ。耐久と運が低い… え、MPは凄いぞ。桁が違う…」
まあ比較対象が出来てから、もう一度確認することにしようかな。
あと天使からメール貰ったけど、こっちから送れたりするのかな?(ステータスボードのメール部分を意識すると送れそうだ)
「おっ、天使もだけど皆にも送れるみたいだ」
早速、天使と皆にメールしよう。
天使には悪口書くと後が怖いから現状報告のみ。(自分で調べてね!って言ってたから、問い合わせは意味ないだろう)皆には宛名全員にして、現状報告と情報提供をお願いした。
「ピコン」
ぶはっ!ビックリした。送って直ぐに返信が来たみたいだ。
[ 夏希さんが居なくてビックリしたよ。でも生きてたんだね。安心したよ!こっちは皆元気だよ。今から借家探すことにしたの。またメールするね! ]
向こうは大丈夫そうだな。巧さんが居るしな。
色々あって喉が乾いてきたな。お腹も空いてきた。水魔法で対応するか。(水筒かコップ欲しいな…)
ネットスキルで水筒を検索するが該当するものは無い…なのでコップを検索してみた。
「あった!よかった~。50円じゃ何もないかと思ったけど以外とあるな」
表示されたのは、景品用の商品を販売する問屋のサイトだった。駄菓子・オモチャ・ティッシュ・箸やコップ・石鹸・メモ帳・ボールペンなどがあった。
「あ~、まとめ買いがメインか。でも[ バラでも対応します]と書いてあるな」(助かった…)
取り敢えずコップ1つと駄菓子を10個ほど購入した。コップはブラスチック製のパンダのキャラクターが書いてある可愛らしいものだ。駄菓子はうま◯棒だな!(残額330円なり~)
水魔法でコップに水を入れて飲む。(氷も入れてね!)
「ぷはぁ~、生き返る!贅沢言えばビール飲みたいな。50円のビール無いかな~」(試飲用とか無いかな?)
う◯い棒をムシャムシャ食べながら、これからどうするかを考える夏希。
ここは結界があるから安全だけど食料が無いから早めに移動するべきだ。(駄菓子あるけどな!)魔物出てきても水魔法でなんとかなりそうだ。と思う。
まだ昼ぐらいだから夜が来る前に人が居るところを目指そう。天使は西と南に街があると言ってたから太陽で方角が判りやすい西に向けて出発だ!(地球の太陽と一緒と信じて私は進むのだ!)
荷物を全てネットスキルに保管して、近くに落ちていた木の棒を右手に持ち出発した。(左手には、うま◯棒を持ってるけどな!)
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