幼い頃から幼馴染に構いまくった結果 〜由季の日記〜
スラ星
第1話
ー前置きー
本作は、『幼い頃から幼馴染に構いまくった結果 〜デレデレになった幼馴染をこれでもかと甘やかします〜』の外伝となりますので、そちらをご一読頂けると日記の内容が見えてくると思います。
**** ****
ー1ページ目ー
私が実家から旅立った日、スーパーで『私の彼氏がグイグイ来る件について』という題名の小説を書くみたいなことを言ったけど、そんな文芸に長けたわけでもないから、日記として起きたことを書いていこうかな。。勿論、ゆうには内緒で!
ー2ページ目ー
ゆうが義母さんの言葉の攻撃に耐えられず気絶した。
その時にスーパーで負けた罰ゲームとして膝枕をすることになっていたから、この機会にしてあげた。いつもは私がしてもらう方だったから何だか新鮮で面白かったな。その後は、何だか私もヒートアップして胸とか触らせちゃったり、たくさんキスしちゃったりして。。も、もう、ゆうがえっちな目を向けるからだ! なしなし……でも、故意に触ってくれたのは今日が初めてだから一応残しておこう。。
ー3ページ目ー
カレーを作ることになったんだけど、予想以上にゆうの家庭力というか料理スキルが皆無だった。でも、これは問題じゃなくて一番の問題はゆうがじっと見てくることだ。それもえっちな目で。。気付いてないと思ってたか! 本当むっつりなんだから。
……でも、それだけ求めてくれてるってことだよね。ちょっと嬉しいかも。
ー4ページ目ー
引っ付くのがゆうからの方が多くなってきた。恋人になったらこんなにも距離感が近くなるものなんだ。それに寝る時だって、抱き枕に抱き着くように力強く包み込んでくるの。身動きが取れなくなるのは辛いけど、ゆうを近くに感じられて幸せ。
ー5ページ目ー
何だか最近、体の調子が変だ。体調が悪いってわけでもないけど、妙に体に熱が入るような。。あ……ブラジャー小さい。また大きくなっちゃったんだ。今更だけど、ゆうってどんなサイズが好きなんだろう。もし小さ目が好きだったら、頑張って凹ませよう。
ー6ページ目ー
えへへ、スマホの待ち受け変えちゃった。ゆうに待ち受け見られた時はどうなるかと思ったけど、結果的には見られてよかった。下着姿で撮っちゃったやつは見方によっては、ゆうと……。って、なに考えてるの私!
ー7ページ目ー
う~ん……。胸触られても嫌な気持ちは湧いてこない。かと言って、嬉しいとも思わない。あ、触ってるってぐらいな感じ。まさか、触られてる状況に慣れ始めちゃってる? 段々とゆうに毒され始めたなぁ……。
ー8ページ目ー
突然、旅行に行く羽目になっちゃった。新しい生活にもやっと慣れてきたってところなのに。。旅行中はこの日記を書いてることをゆうにバレたくないから、続きを書くのは旅行から帰ってきた後かな。
ー9ページ目ー
緊急で書いてます。
露天風呂でゆうが気絶した今がチャンス。
服を脱がした時は小さかったんだけど、私の胸を見た後のゆうのオスの部分が大きくなったの! おしりにも当ててこられて凄いドキドキしちゃった……。
って、なんでこんなこと書いてるの。。やめやめ。
ー10ページ目ー
超緊急です。
仮とは言え、ゆうと結婚しました。
念願のウエディングドレスも着ちゃった。単なる旅行だった筈なのに誰が結婚したんだって信じるのかな。
まぁ、それは置いといて結婚と言えば結婚初夜。
しちゃった……。生娘卒業しちゃった。
初めては痛いっていうのは何となく分かってたけど、凄い痛かった。もう泣きそうになったんだけど、ゆうも痛そうにしてたから頑張って堪えた。
その痛みが終わったら、もう凄かった。何がとは言い表せないほど凄かった! これは嵌っちゃうかも……。
**** ****
「なるほど……」
偶然、由季のスマホの電源が付いていて思わず、画面を見てしまい最後まで……。特に最後の部分は由季が性の行為の素晴らしさに気付いてしまった瞬間だ。もし、見られたと知られたら忘れるまで搾り取ってくるに違いない。
「俺は何も見なかった。そういうことにしよう」
「何を見なかったの?」
「あ……」
見るのに集中していたのか由季が側にいたことに気付けなかった。だが、怒っている様子はないが、どこか危険な香りが……。
「ー11ページ目ー
ゆうに秘密にしてた日記を見られちゃった。溜めてるもの全てを差し出すことによって、ゆうを許すことに
過去形である。まるで事前に決まっているかのような物言いだ。そんなことは断じて許されることでは……無理でした。
幼い頃から幼馴染に構いまくった結果 〜由季の日記〜 スラ星 @kakusura
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます